Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0第5章


   アラキの大冒険Season2PART0第5章 その①

 ーアラキの大冒険Season2PART0第5章 隠れ里ー

  「・・・・・・ところでボルトールさんはどこにいるん
 だろう・・・。」
 とフュールはキョロキョロと辺りを見回しながら
 ボルトールの姿を探しているとネルフが、
 「恐らく父さんは郷長(ごうちょう)の家にいると
 思う。まずは郷長の家を探そう。」
 と隠れ里を見てそう言った。
 ???
 「おお、この里に客とは珍しいな。」
 と隠れ里の中で一番大きな家に入ると1匹の
 ドダイトスとボルトールが向き合って話し合っていた。
 「貴方がこの里の郷長ですか?」
 とボルトールがドダイトスにそう訪ねるとドダイトスは、
 ???
 「そうだ。郷長のウッドトルだ。
 おまえさんたちは・・・んん?よくみたら
 そなたボルトールか?」
 とウッドトルと名乗った郷長のドダイトスは
 ボルトールを見て目を丸くしてそう言った。
 「僕をご存知なんですか?」
 とボルトールが目を丸くしている郷長の
 ウッドトルにそう訪ねるとウッドトルは、
 「あたりまえじゃ。おまえさんの知名度は
 高いからの。情報に疎いこの里でも儂くらいは
 知っておる。」
 とウッドトルはボルトールを見てそう言った。
 「(やっぱりそれだけ有名なんですね・・・
 ボルトールさんって・・・・・・。)」
 2匹のやり取りを聞いていたフュールが
 そう思った。
 「さて、用件はなんだね?」
 とウッドトルはボルトールを見てそう訪ねると彼は、
 「この里の北にあると言う遺跡を調査しに
 行きたいので、交通の許可を頂きたいのですが。」
 とボルトールがウッドトルを見てそう言うとウッドトルは、
 「ふむ。あそこは他の世界と繋がる神聖な領域。
 悪者を入れて汚してはならぬ。」
 とウッドトルはボルトールを見てそう言うと続けて、
 「だがおまえさんたちなら大丈夫であろう。
 1つ条件をクリアしたら、通行の許可をやろう。」
 ウッドトルはボルトールを見てそう言うとボルトールは、
 「条件とは?」
 とボルトールがウッドトルを見てそう訪ねるとウッドトルは、
 「ボルトール以外のそこの子供達・・・・・・
 お主等の中から代表4匹で儂と勝負してもらう。」
 とウッドトルは僕達を見るとそう言った。
 「私達ですか!?」
 とアノートがそう訪ねるとウッドトルは、
 「そうじゃ。本来、ポケモンとは戦う事で互いの
 気持ちを通じ合わせる生き物・・・・・・お主等と戦う事で
 良い者か悪しき者か、はっきりするだろう。」
 とアノートを見てウッドトルはそう言った。
 「・・・わかりました。ではメンバーを決めますね。
 誰と一緒に戦うかはアラキに任せるよ。」
 とアノートがウッドトルにそう言うと僕のいる方に
 向き直ると僕にそう言った。
 「準備が出来たようじゃな。では、お手合わせ
 願おうか。」
 とウッドトルがそう言うと僕達に襲い掛かって
 来たが僕らはそんな彼を軽くあしらった。
 ウッドトルはその場に大きな音を立てて、
 崩れ落ちるように倒れた。
 「・・・ふむ。そなた達は正義に満ち溢れておる。
 そしてそれを貫こうという強さも感じ取れた。
 お主達なら許可してもよさそうじゃの。」
 とウッドトルがよっこらしょとその場に
 立ち上がると僕達にそう言った。
 「では、互いの疲れを癒やすとするかの。
 体力を回復してやろう。」
 とウッドトルが僕達にオボンの実を差し出して
 僕達にそう言った。
 「ありがとうございます。郷長。」
 とボルトールがウッドトルに礼を言うと彼は、
 「お安い御用じゃよ。では通行許可証をかいて
 やるからちょっと待って・・・・・・。」
 とウッドトルがそう言ったその時!
 モブ
 「大変だ!門番のトリデプスが!!」
 と里に住んでいた1匹のポケモンが血相を変えて
 郷長のウッドトルの家に飛び込んできた。
 「な、何事だ・・・?」
 とウッドトルがそう言うとネルフが、
 「確かめに行こう!」
 と北の遺跡への道を守っているトリデプスの元へと急いだ。
 「どうしたトリデプス!」
 北の遺跡への道に向かうとその遺跡への道を守っているトリデプスが
 道端に倒れ込んでいた。ウッドトルがそう言って、
 トリデプスを支えながら倒れ込んでいる彼に
 そう訪ねるとトリデプスは、
 「ご・・・郷長・・・。実はいきなり人相の3人組が
 現れまして、ここを通せと言ってきたんです・・・。」
 と痛みに顔を歪めながらそう言うとトリデプスは続けて、
 「勿論あっしは断固拒否しました。この先の
 遺跡への道を守るのがあっしトリデプス務め・・・。」
 と痛みに顔を歪めながらそう言うとトリデプスは
 更に続けて、
 「しかし・・・強行突破されてしまいました・・・。
 左前足を思いっきり「けたぐり」されてしまい・・・。」
 と痛みに顔を歪めているトリデプスの左前足は、
 けたぐりされて赤く腫れ上がっていた・・・。

                     その②に続く




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