Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0第6章


   アラキの大冒険Season2PART0第6章 その①

  ーアラキの大冒険Season2PART0第6章 怒りのボルトールー

  レインの後を追っていくとその道の先にある
 ワープホールに3匹が立っていた。
 (いた!)
 「クッ、相変わらず追いかけてくるのが早い
 のぜな。だがもう遅いぜな。あとはこの
 周りにあるマグナゲートに飛び込めばいいだけ・・・!」
 とレインは僕達にそう言った。
 (ここにあった「アレ」ってマグナゲートの
 ことだったのか・・・!)
 「俺たちはここから別世界に飛び、それぞれの
 世界で目的を遂行する!我が主のためにな!!
 フーッフッフッフッ!!」
 とレインは僕達にそう言うと続けて、
 「さぁ、また邪魔されないうちにさっさと・・・・・・。」
 とレインがそこまで言ったその時!
 「おい。」
 とボルトールが一際ドスのきいた声色で
 エーティ、ドグラス、レインの3匹に声を掛ける。
 「ん?なんだお前は。」
 とレインがボルトールにそう訪ねる。
 「(ボルトールさん・・・・・・?)」
 アノートが小声でボルトールにそう訪ねると彼は、
 「黙って聞いてりゃなんだてめぇら。
 自分勝手な思考で散々迷惑かけやがって。
 すんなり目的達成できると思っているのか?」
 とボルトールが一際ドスのきいた声色でレインに
 そう言った。ボルトールのその様子に気付いたネルフが、
 「あーあ。本気で父さん怒らせちまったなお前ら。
 こうなったらもう誰にもとめられないぞ。」
 と哀れむようにそう言うと彼は一つ大きな溜息をつくと続けて、
 「父さんのこの口調は本気で怒った時しか
 聞けないからな・・・・・・。お前ら、残念だが今度は
 俺達との戦いの傷レベルじゃすまないぞ。」
 とネルフはエーティ、ドグラス、レインの3匹に
 一つ大きな溜息をついた後、悲しげな表情でそう言った。
 「え・・・・・・マジで・・・・・・?」
 とレインが顔を引きつらせながらそう言うと続けて、
 「な、なんか威圧感ハンパないのにゃ・・・・・・。」
 とエーティが顔を引きつらせながら青くさせてそう言うと続けて、
 「やべぇよ・・・・・・やべぇよ・・・・・・。」
 とドグラスが顔を引きつらせながらそう言った。
 「・・・・・・失せろ。」
 とボルトールが一際ドスのきいた声色でそう言うと
 エーティ、ドグラス、レインの3匹に鋭い目線を当てる。
 「手加減しないよ・・・・・・?」
 とボルトールが一際ドスのきいた声色でレイン達3匹に
 そう言うと彼等に特大の「雷」を落とした。
 「ぐああああああああああああああああ!!!!」
 とレインがボルトールの雷攻撃を受けて
 そう叫ぶとその場に倒れ込む。
 「か、体が・・・・・・・・・動かねぇ・・・・・・。」
 とドグラスがボルトールの雷攻撃を受けて
 苦しそうに呻きながらそう言った。
 「(こ、これがボルトールさんの本気・・・・・・!!)」
 アノートがボルトールの本気を目の当たりにして
 唯々驚いていた。
 「さぁ、大人しく捕まってもらおうか。」
 とボルトールが一際ドスのきいた声色でレイン達3匹にそう言った。
 「クソッ・・・・・・!何者だお前・・・!!」
 とレインがボルトールの雷攻撃を受けて苦しそうに呻きながら
 悔しげにボルトールにそう叫ぶと彼は、
 「僕はボルトール。ただの探検家さ。」
 とレイン達3匹にそう言うとエーティが、
 「ボル・・・・・・トール・・・・・・まさか・・・・・・アンタが
 この大陸で1番の実力と探検家の権威を持つという
 あの・・・・・・・・・。」
 と絞り出すようにそう言うとボルトールは、
 「・・・・・・・・・世間体ではそう呼ばれてるよ。」
 とエーティ達3匹を見てそう言った。
 「クソッ・・・・・・!相手が悪すぎたか・・・!!」
 とレインが悔しげにボルトールを見てそう言った。
 こうして、見事アノート達はドグラス達の野望を
 阻止することに成功しました。
 一方ドグラス達は、その後動けない状態で
 警察に連行されていったのでした。
 アノート達は里に戻り、そこの宿屋の風呂で汗と臭いを
 洗い流し、暖かいベッドのなかですやすやと眠りに
 つくのでした。
 翌朝。
 「ふーっ!やっぱりホテルの大浴場っていいわね!
 おかげで疲れも臭いも全部洗い流せたし♪」
 とアノートが体を伸ばしながら笑顔でそう言った。
 「とりあえず郷長の家に行って昨日のこと
 報告しに行きましょう!」
 とアノートが僕に向かって笑顔でそう言った。
 郷長の家に入るとボルトールとウッドトルが、
 向き合って話し合っていた。
 「おぅ。お前さんたちか。話はボルトールから
 聞いてるぞ。昨日は色々すまなかった。」
 とウッドトルはそう言うと僕達に
 深々と頭を下げると続けて、
 「奴らの野望を阻止できたのはお主たちの
 おかげだ。礼を言わせてくれ。ありがとうな。」
 とウッドトルは僕達にそうお礼を言うと続けて、
 「マグナゲートも無事だったしよかったわい。」
 とウッドトルは僕達に向かってそう言うと続けて、
 「これはささやかじゃが儂からの礼じゃ。
 受け取ってくれ。」
 とウッドトルは僕達にお礼の品々を渡した。
 「じゃあ僕は自分のギルドに戻るよ。」
 とボルトールはその場に立ち上がって
 僕達に向かってそう言った。
 「そういえば・・・・・・ボルトールさんの
 ギルドってどこにあるんですか?」
 とアノートがボルトールに向かってそう訪ねると彼は、
 「ここからだとずっと北東の方かな。
 サンレイクシティの北端からさらに北に進んだ
 ところに巨大な工業都市地帯があるんだ。」
 とボルトールが僕達に向かってそう言うとネルフが続けて、
 「テクノアスファルトと呼ばれる
 エリアだな。エリア11に分類される地域だ。」
 とボルトールのギルドのある地域を言うとボルトールが続けて、
 「そう。そんな場所だからここで働くポケモン
 以外はあまり近づかない場所でもある。」
 とボルトールが僕達に向かってそう言うと続けて、
 「そのうえ僕のギルドはその地域の北端に
 あるからね。訪れるポケはめったにいないよ。」
 とボルトールが僕達に向かってそう言うと更に続けて、
 「よければ遊びに来てよ。
 ただしたどり着くまでが相当苦難の道だけどね。」
 とボルトールが僕達に向かってそう言うとネルフが続けて、
 「そうだな。確かにあそこほぼ機械しかないからな。
 しかも街は重火器で埋め尽くされてそれこそ
 足の踏み場もないからな。」
 とボルトールのギルドのある街の様子を思い出してそう言った。
 「(クリスタル取ろうとして何度も圧死しかけたとか
 言えない・・・。)」
 とリーフが小声でボソッと呟いた・・・。

                     その②に続く




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