Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0最終章

 
   アラキの大冒険Season2PART0最終章 その②

  最初に見た石碑はそこで文章が終わっていた。
 僕は続きが気になり、続きが書かれている
 石碑を探してその石碑を読み進める。
 『我々と違った進化を歩んだ似て非なる存在は後に「人間」と
   呼ばれるようになった。人間は高い知能と引き換えに、
   我々ポケモンが持つような不思議なカは使えなくなった。
   我々は別々の存在になったのだ。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう
   人々とポケモン達が互いの手と前足をとって踊っている
   壁画がその石碑の後ろの壁一面を使って描かれていた。
   そしてその石碑はそこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 探してその石碑を読み進める。
 『我々ポケモンは特殊な能力を進化させていった代わりに
 言葉が人間に通じなくなっていた。人間の言葉を理解
 できる代わりに我々の言葉は人間に届かなくなったのだ。
 しかし、全てがそうであるとは限らないのだった。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう人々と
 ポケモン達が離れて行く中、1匹のポケモンと1人の人間が
 言葉の壁と書かれた壁に互いの手と前足をおいて
 見つめ合っている壁画がその石碑の後ろの壁一面を
 使って描かれていた。そしてその石碑は、
 そこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 探してその石碑を読み進める。
 『我々と似て非となるその生命体は、かつて我々と同胞で
 あった。元は同じ存在、生命体・・・・・・。
 それぞれが時代とともに違った進化を歩み、それぞれが
 違った生命エネルギーを持つようになっていった。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろうポケモン達が
 前足をとって舞踊っている壁画がその石碑の後ろの壁一面を
 使って描かれていた。そしてその石碑は、
 そこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 探してその石碑を読み進める。
 『人間とポケモンはそれぞれ協力しながら文明を築き上げて
 いった。人間の高い知能は次第とポケモンにも携わっていき
 文明は瞬く間に発展したのだ。今あるこの世界はかつての
 人間とポケモンの努力によって生まれたものである。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう人々と
 ポケモン達が互いの力を合わせて何か大きな建物を建てて
 いる壁画がその石碑の後ろの壁一面を使って描かれていた。
 そしてその石碑は、 そこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 探してその石碑を読み進める。
 『しかし、のちに争いが起きた。人間とポケモンの戦いで
 ある。人間は科学力を用いた兵器で、ポケモンは人間には
 及ばぬが培った科学力と元からポケモンの能力を駆使して
 終わりの見えない戦いが続いた。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう人々と
 ポケモン達が争い合っていてその壁画の中心で1匹の
 ポケモンと1人の人間が肩を寄せ合い泣いている壁画が
 その石碑の後ろの壁一面を使って描かれていた。
 そしてその石碑は、 そこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 探してその石碑を読み進める。
 『人間とポケモンの戦いは、人間が生み出した忌まわしき
 テクノロジーによって終わりを迎えた。戦争で溢れた
 ポケモンの負の感情、怒りなどのエネルギーをポケモンの
 生命力と共に封じ込め、大地めがけて放ったのだ。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう人々と
 黒く禍々しい姿をした兵器がその力を大地めがけて放った様子が
 克明に壁画としてその石碑の後ろの壁一面を使って描かれていた。
 そしてその石碑は、 そこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 探してその石碑を読み進める。
 『兵器から放たれたエネルギーは大地を覆い尽くし、戦場の
 生物は皆死に絶えた。築かれた文明は跡形もなく消し飛び、
 沢山の死骸と瓦礫の山のみが残った。残された者達は
 取り返しのつかない事をしたと酷く後悔した。』
 その石碑の後ろには黒く禍々しい姿をした兵器がその力を
 もって大地を蹂躙している壁画がその石碑の後ろの壁一面を
 使って描かれていた。そしてその石碑は、そこでまた文章が
 終わっていた。僕は続きが気になり、続きが書かれている
 石碑を探してその石碑を読み進める。
 『かの兵器を発動させた人間は酷く己の過ちを後悔したが、
 戦争を望んでいなかった共存の道を選んだ人間とポケモンは
 その人間を受け入れた上で天に祈りを捧げた。二度と
 このような醜い争いが起きないような世界になるように、と・・・。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう人々とポケモン達が
 神殿を創りその神殿に祈りを捧げていてその神殿には、青と黒の
 鹿のようなポケモンが焦土と化した大地を緑で覆い尽くしていく
 場面がその石碑の後ろの壁一面を使って克明に描かれていた。
 そしてその石碑は、 そこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 石碑を探してその石碑を読み進める。
 『そしてその祈りの下に、戦争を免れた人間とポケモンはこの
 神殿を築き上げ、かの萌黄色の龍神に祈りを捧げた。すると
 萌黄色の龍神の他に神々しいポケモンが姿を現し、2体は
 死に絶えた大地に向かってエネルギーを放った。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう人々とポケモン達が
 神殿の上空に姿を現した萌黄色の龍神とアルセウスのような
 ポケモンに祈りを捧げている壁画がその石碑の後ろの壁一面を
 使って克明に描かれていた。
 そしてその石碑は、 そこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 石碑を探してその石碑を読み進める。
 『2体の神によって大地から新たな命が芽吹き、浄化されて
 いった。そして蘇った大地から放たれたエネルギーは
 残った人間達を包み込むと、次第にポケモンに変えて
 いったのだった。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう人々が
 ポケモンに姿が変わっていく描写の壁画がその石碑の
 後ろの壁一面を使って克明に描かれていた。
 そしてその石碑は、 そこでまた文章が終わっていた。
 僕は続きが気になって、続きが書かれている石碑を
 石碑を探してその石碑を読み進める。
 『大地には兵器から放たれたポケモンの生体エネルギーが
 降り注いでおり、それが昇華したことにより人間を
 ポケモンの生体エネルギーが包み込んだことで、人間を
 ポケモンに変えていったのだ。』
 その石碑の後ろにはこの石碑を掘ったであろう
 ポケモン達が元人間のポケモン達と抱き合っている壁画が
 その石碑の後ろの壁一面を使って克明に描かれていた。
 そしてその石碑は、そこでまた文章が終わっていたのだった・・・。
  
                     その③に続く




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