Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第9章 その②


   friend-名も無き物語-第9章 その②

  ???
 「ケーッケッケッケ!!何かそのじいさんが
 こんな可愛い子を連れてきたと思ったら他にも
 ガキ共が釣れたザンスね!」
 と自身の蔓をミスティアに巻き付けて
 いやらしく笑っているウツボットが
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 ???
 「ちょうどいいザンス!この子含めてお前達も
 アッシの養分にして差しあげるザンス!!」
 と自身の蔓をミスティアに巻き付けて
 いやらしく笑っているウツボットが僕達に向かって
 そう言った。
 「ミスティア!!大丈夫か!?」
 とカゲロウがウツボットの蔓に巻き付けられて
 縛り上げられているミスティアに向かって
 そう言うと彼女は、
 「みんな!!助けに来てくれたの!?」
 と彼女を助けに来た僕達に向かってそう言うとカゲロウが、
 「当たり前だろ!!とにかく早くそいつから
 離れろ!!」
 とカゲロウがウツボットの蔓に巻き付けられて
 縛り上げられているミスティアに向かって
 そう言ったが彼女は、
 「そうしたいけど蔓の鞭で縛られて身動きが
 とれないのよ!!」
 とウツボットの蔓に巻き付けられながらも
 何とかウツボットの蔓から逃れようと
 もがきながらそう言った。
 ???
 「ケーッケッケッケ!!感動のご対面は時間の
 無駄ザンス!お前達を倒した後この子と一緒に
 アッシの肥料にしてやるザンス!!」
 とウツボットは自身の蔓から逃れようとする
 ミスティアに更にきつく自身の蔓を巻き付けながら
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 「この浮遊大陸の新王ウツドラボの糧となる事を
 光栄に思うがいいザンスー!!」
 とウツボットは自身の蔓から逃れようとする
 ミスティアに更にきつく自身の蔓を
 巻き付けると僕達に向かってそう言った。
 「どうやらミスティアを縛っている蔦はあいつの
 ものらしいな・・・・・・。こいつを倒してミスティア
 を解放するんだ!」
 とカゲロウがウツボットの蔓に巻き付けられて
 苦しそうに縛り上げられているミスティアを見ると
 僕達に向かってそう言った。
 「ええ!絶対に倒します!!」
 とピカノンがウツボットの蔓にきつく巻き付けられて
 苦しそうに縛り上げられているミスティアの様子を見ると
 僕達に向かってそう言った。
 「ミスティアちゃんに恩返しをするです!!」
 とワラビがウツボットの蔓にきつく巻き付けられて
 苦しそうに縛り上げられているミスティアの様子を見ると
 僕達に向かってそう言った。
 「僕を快く受け入れてくれた彼女のためにも
 この戦いは負けられない!
 必ずお前を倒す!!」
 と僕はウツボットの蔓にきつく巻き付けられて苦しそうに
 縛り上げられているミスティアの様子を見ると
 怒りの感情が僕を突き動かす。
 僕は自身の蔓から逃れようとする
 ミスティアを縛り上げている奴にそう言うと
 姿勢を低くして戦闘態勢を取る。
 かくして僕達とウツボットのウツドラボとの
 負けられない戦いの火蓋が今、切って落とされた!!
 僕達とウツボットのウツドラボとのバトルは、
 序盤は僕達が圧倒的に有利な展開で進んだが、
 ウツドラボの体力を半分まで削った時、
 「ムキーッ!!小癪なガキ共ザンス!!
 もう手加減しないザンスよ!!」
 とウツドラボはそう言うとミスティアをきつく縛り上げている
 蔓以外の蔓を鞭のようにしならせて
 僕達に攻撃を仕掛けてきた後、激怒して
 肥大化した!!
 「ゲェ!?巨大化した!」
 とカゲロウが巨大化したウツドラボを見てそう言うと
 巨大化したウツドラボは、
 「アッヒャヒャヒャヒャヒャ!!
 この力の前に無様に散るザンス~!!」
 と嘲笑うと僕達に攻撃を仕掛けてきた!!
 がワラビの炎のキバで致命傷を与え、
 難なくウツドラボを撃破した!!
 こうして僕達とウツボットのウツドラボとのバトルは、
 終わってみれば僕達の圧勝で幕を下ろした。
 「そ・・・・・・そんな・・・・・・このアッシが・・・・・・
 こんなガキ共に・・・・・・!?」
 とウツドラボはそう言うとその場に音を立てて
 倒れ込んだ。
 「ぐはぁ・・・!!ま、まさか・・・・・・アッシが
 こんなガキ共にぃ~・・・・・・!」
 とウツドラボはその場に倒れ込んだまま
 悔しげにそう言った。
 「せっかく・・・・・・この浮遊大陸の王に・・・・・・
 なれると思ったのに・・・・・・!!
 か・・・・・・からだガアアァァァァアァァァ!!」
 とウツドラボが悔しげにそう言うと風船のように
 しぼみながらどこかに飛んで行った。
 「み、みんなぁ~・・・・・・ありがとう・・・・・・。」
 とミスティアが僕達に向かってそう言うと泣きながら
 僕達に向かって飛び付いてきた。
 「何とか間に合ってよかったよ。」
 とカゲロウが泣きながら飛び付いてきた
 ミスティアの頭を前足で撫でながら笑顔でそう言った。
 「いや、安心するのはまだ早い。」
 とヤシロウジが僕達に向かってそう注意を促した。
 「ヤシロウジさん・・・もう大丈夫なんですか?」
 と僕がヤシロウジに向かってそう言うと彼は、
 「いや、まだ身体を何とか動かせる程度だ・・・。」
 と僕達に向かってそう言ってきた。
 「気をつけろ。ワシを操って攫った張本人が
 いる・・・・・・!」
 とヤシロウジが僕達に向かってそう注意を促してきた。
 「なっ・・・・・・!」
 とカゲロウが短くそう悲鳴をあげた。
 ???
 「ふっふっふ・・・・・・まさかあの暴走した
 ウツドラボを倒すとは・・・・・・。」
 と暗闇の奥から何者かの声がしたかと
 思うと1匹のアブソルがさっきウツドラボがいた玉座のように
 高くなった場所にワープアウトしてきた。
 「そう、私が神主を操りそのミスティアを
 攫わせ、ウツドラボに力を与えた張本人です。」
 とどこかからワープアウトしてきた
 1匹のアブソルは僕達に向かってそう言ってきたのだった・・・。

                  その③に続く




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