Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第9章 その③


   friend-名も無き物語-第9章 その③

  ???
 「私はキルリット。ある目的を遂行するため、
 手始めとしてこの浮遊大陸の制圧を目論み、
 その補助役として神主を操りました。」
 とどこかからワープアウトしてきた1匹のアブソルは
 自分達にそう名乗ると続けて、
 「神主がその子を攫ってきたのは実は計算外
 でしたが、その子からは強いエネルギーを感じ
 ます。」
 とキルリットと名乗ったアブソルは
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 「故に無意識に彼女を攫ってきてしまったので
 しょう。この操り術の副作用でしょうね。
 その点はお詫びいたしましょう。」
 とキルリットと名乗ったアブソルは
 僕達に向かってそう言うと更に続けて、
 「しかし、ウツドラボを囮にこの地を支配しよう
 とした私の計画を邪魔したのは事実です。
 落とし前はつけさせていただきますよ・・・・・・。」
 とキルリットと名乗ったアブソルは
 僕達に向かってそう言ってきた。
 「・・・・・・。」
 とカゲロウは無言でキルリットを見つめているとミスティアが、
 「・・・・・・みんな。」
 と僕達に向かってそう言うと続けて、
 「私はさっきまで力を吸われていたせいで戦う
 力は残ってないけど・・・・・・。」
 とミスティアは僕達に向かってそう言って
 僕達の体力を回復した後に続けて、
 「・・・・・・回復くらいはしてあげれるから。」
 とミスティアは僕達に向かってそう言って
 微笑んだ。
 「・・・・・・ありがとう。」
 とカゲロウはミスティアに向かってそうお礼を言った。
 「さて、私の計画を知ったあなた方をただで
 帰すわけにはいきません。痛い目にあって
 もらいましょうか・・・・・・。」
 とキルリットは僕達に向かってそう言うやいなや
 僕達に向かって襲い掛かって来た!!
 かくして僕達とキルリットとの勝負の幕が切って落とされた!!
 僕達とキルリットとのバトルは、彼の補助技
 「つるぎのまい」からのなぎ払い攻撃に苦しめられたが、
 みんなで力を合わせて何とかキルリットを打ち倒した。
 こうして僕達とキルリットとのバトルは、何とか僕達が
 辛くも勝利したのだった。
 「馬鹿な・・・!!」
 とキルリットはそう言うとその場に倒れ込んだ。
 「く・・・・・・。まさか負けてしまうとは・・・・・・。」
 とキルリットはその場に倒れ込んだまま
 悔しげに僕達に向かってそう言った。
 「・・・・・・仕方ない。あなた方の強さに免じて
 この場は引きましょう。しかし、我々の計画の
 邪魔をした罪は重いですよ・・・・・・!」
 とキルリットは悔しげに僕達に向かって
 そう捨て台詞を吐くとどこかへとワープしていった。
 「あいつ・・・・・・この国を支配するとか言って
 いたな・・・・・・ウォーラルさんに報告しておく
 べきか。」
 とカゲロウはキルリットのいなくなった後、
 僕達に向かってそう言うとミスティアのいる方に
 向き直ると続けて、
 「ともあれ、ミスティアが無事でよかったよ。」
 とカゲロウはミスティアに抱きついてそう言った。
 「みんな・・・・・・助けに来てくれてありがとね。
 すごい嬉しかった。」
 とミスティアは僕達に向かってそう言った。
 「友達だもの。助けるのは当然だよ。」
 と僕はミスティアに向かってそう言った。
 「無事でよかったです!ミスティアさん!」
 とピカノンはミスティアに向かってそう言った。
 「わたしもがんばったよ!」
 とワラビもミスティアに向かってそう言った。
 「あれ?そういえば何でワラビちゃんが
 一緒に?」
 とミスティアは自分達と一緒にいるワラビを見ると
 不思議そうにそう言った。
 「それはあとで説明するよ。」
 とカゲロウは自分達と一緒にいるワラビを見て
 思議そうにしているミスティアに向かってそう言った。
 「すまなかったな、おぬしら。」
 とヤシロウジは僕達に向かってそう謝罪した後で続けて、
 「あいつ・・・・・・キルリットはワシがおぬしらと
 戦って疲れていたところをいきなり襲ってきて
 の・・・・・・そのまま操られてしまったんじゃ。」
 とヤシロウジは当時を振り返りながら
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 「操られていたとはいえ、こんなところまで
 攫っていってしまってすまなかった。」
 とヤシロウジは僕達に向かってそう言うと
 深々と頭を下げて謝罪してきた。
 「いいんですよ。ヤシロウジさんが意識して
 私を攫ったわけじゃないんですし。」
 とミスティアは自分達に向かって深々と
 頭を下げて謝罪してきたヤシロウジに向かって
 優しくそう言った。
 「そういってもらえるとありがたい・・・。」
 とヤシロウジは僕達に向かってそう言うと
 また深々と頭を下げた。
 ???
 「やあやあ。お前達がウツドラボを撃退して
 くれたのか。」
 と玉座のように高くなった場所の奥から
 1匹のドダイトスが現れて僕達に向かって
 そう言ってきた。
 ???
 「迷惑をかけてしまってすまなかったな。私は
 この浮遊大陸を仕切っているコウジュだ。」
 玉座のように高くなった場所の奥から現れたドダイトスは
 そう名乗ると僕達に向かって申し訳なさそうにしていた・・・。
  
                  その④に続く




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