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シグキーリア


friend-名も無き物語-第12章 その③


   friend-名も無き物語-第12章 その③

  僕達が振り返ると遙か彼方から
 チパリネとコロネの2匹が、
 僕達の後から追いかけてきていた。
 「あら、コロネちゃんたちじゃない。
 どうしたの?」
 とミスティアが僕達の後から
 追いかけてきていたチパリネと
 コロネの2匹に向かってそう訪ねると彼女が、
 「私たちも探検に行くところなんだけど、
 あなた達を見かけたから呼び止めてみたの。」
 と僕達に向かってそう言うと続けて、
 「昨日は逃走犯の捕獲お疲れ様。あなた達も
 随分強くなってきたみたいね。」
 とコロネは僕達に向かってそう言った。
 「単刀直入に言うと、そんな君たちとまたバトル
 がしたくなったんだ。君達の成長っぷりを是非
 実際に戦って実感したいからね。」
 とチパリネが僕達に向かってそう言うと続けて、
 「と言うわけで、いきなりだけどまた君達の
 実力を見せてもらうよ。」
 と僕達に向かってそう言うと
 チパリネとコロネの2匹が僕達に向かって
 いきなり襲い掛かって来た!!
 かくして僕達とチパリネ達とのバトルが
 突然始まった!!
 僕達とチパリネ達とのバトルは、
 チパリネとコロネの2匹が繰り出す
 多彩なコンビネーション技に
 苦しめられながらもまずコロネを打ち倒す。
 「うーん、また負けた・・・・・・。」
 とコロネはそう言ってその場に倒れた。
 続いてミスティアとピカノンと
 僕とカゲロウの4匹で力を合わせて
 何とかチパリネも撃破した!
 「やっぱり前よりだいぶ強くなってるね・・・。」
 とチパリネはそう言うとその場に
 崩れ落ちるように倒れた。
 こうして僕達とチパリネ達とのバトルは、
 余裕で僕達が勝利した。
 「いたたた・・・・・・予想以上に強くなってるのね
 貴方達・・・・・・。仲間も増えて頼もしい探検隊に
 なってきたじゃない!」
 とコロネは僕達に向かってそう言った。
 「それじゃ、君達の体力を回復してあげないと
 ね。疲れたままの探検は失敗に直結するし。」
 とチパリネはそう言うと僕達に
 オボンの実とヒメリの実を渡してきた。
 「それじゃあ私たちも探検に向かうわね。
 皆も頑張ってね!」
 とコロネは僕達に向かってそう言った。
 「うん!またね!」
 とミスティアはそう挨拶を返す。
 そしてチパリネと
 コロネの2匹を見送った後、
 「さっ、私達も先へ進みましょ!」
 と僕達に向かってそう言った。
 かくして僕達はライトラインシティに向かい
 清水の洞窟を進んでいくとだだっ広い
 草原に辿り着いた。
 「おお、随分と広い草原だな。風が
 気持ちいい・・・・・・。」
 と清水の洞窟を抜けたカゲロウは
 草原をわたる風に当たりながら
 僕達に向かってそう言った。
 「ホントね~・・・・・・向こう側で大きな声で
 思いっきり叫びたくなっちゃうわね~、
 ヤッホー!!って感じで!」
 と清水の洞窟を抜けたミスティアは
 草原をわたる風に当たりながら
 僕達に向かってそう言った。
 「・・・・・・何か・・・・・・ちょっと暑くない
 ですか?」
 と清水の洞窟を抜けたピカノンが
 僕達に向かってそう言った。
 「確かに・・・・・・さっきまで涼しげだったのに
 急に太陽が照りつけるような・・・・・・。」
 と清水の洞窟を抜けた僕も
 先に洞窟を抜けたカゲロウ達
 に向かってそう言った。
 「・・・・・・今・・・・・・何か聞こえなかったか?」
 とカゲロウが僕達に向かってそう聞いて来た。
 「何か・・・・・・羽ばたくような音・・・・・・?」
 とワラビがカゲロウに向かってそう言った直後、
 空から大量の火の玉が降ってきて
 辺り一面が火の海へと様変わりする。
 「ってあっついなぁおいっ!!」
 とミスティアがそう言って跳び上がった。
 「やばいっ!!速く逃げよう!!」
 とカゲロウが僕達に向かってそう叫んだ。
 僕達が燃え盛る火の海を逃げ回っていると
 上空から大量の火の玉と共に何かが
 降ってきたかと思うと大量の火の玉と共に
 降ってきた何かは僕達に向かって
 いきなり襲い掛かって来た!!
 「こ、こいつは・・・・・・!?」
 とカゲロウが火の玉と共に降ってきた
 モノを見てそう言った。
 そこにいたのは1匹のウルガモスだった。
 「ウルガモス・・・・・・あの炎を纏った体は太陽の
 ように輝き、太陽の化身と崇められている
 ポケモンだ・・・・・・・。」
 と僕が呟くようにそう言った。
 「でもどう見てもあれ私たちを狙ってきている
 感じじゃない!?」
 とミスティアが僕達に向かって
 そう叫びながら聞いて来た。
 「今は・・・・・・倒すしかないようだね・・・!」
 と僕がカゲロウ達に向かって
 闘争心むき出しにしているウルガモスを
 見ながらそう言った。
 こうして僕達と火の玉と共に降ってきた
 ウルガモスとのバトルが突如として始まった!!
 僕達とウルガモスとのバトルは、ウルガモスの
 全体技「ねっぷう」と「むしのていこう」に
 かなり苦しめられたがみんなで力を合わせて
 最後はみんなでアタックを与えて
 苦労の末、何とかウルガモスを打ち倒した!
 かくして僕達とウルガモスとのバトルは、
 苦労の末、僕達が勝利を手にした。
 「はぁ・・・はぁ・・・な、なんとか倒せたね。」
 僕達に一方的にバトルをしかけてきた
 ウルガモスは僕達の強さに恐れをなして
 空の彼方に敗走していった。
 しかし辺り一面の炎は衰えること無く
 辺り一帯見渡す限り火の海となり
 僕達はその中心部に取り残されて
 しまっていたのだった・・・。

                  その④に続く




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