Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第12章 その④


   friend-名も無き物語-第12章 その④

  「こんなことで叫びたくは無かった・・・・・・。」
 とミスティアが目に涙を浮かべながらそう言った。
 「でも辺りは燃えっぱなしだ・・・早く非難
 しないと・・・・・・。」
 とカゲロウがそう言って
 辺りを見渡すと火の海の向こう側に
 集落が見えた。
 「向こう側に集落が見える・・・・・・あそこに
 避難させてもらおう。」
 とカゲロウが僕達に向かってそう言った。
 数時間後・・・。
 里に住むポケモン
 「いやー、里に火傷だらけの君たちが衰弱して
 ここまできた時は何事かと思ったけど、そんな
 ことが・・・・・・。」
 と里に住むポケモンがオボンの実とモモンの実を
 すり潰しながら僕達に向かって
 そう言うと続けて、
 「でも不思議なことに、鎮火作業に行こうとしたら
 そのときには炎は既に静まっていてね、
 焼け野原にはなったものの火は広まらなかったよ。」
 と里に住むポケモンは僕達に向かって
 不思議そうにそう言いながら僕達に
 先程作った木の実ジュースをふるまった。
 「そうですか・・・・・・。」
 とミスティアは彼に向かってそう言った。
 「あのウルガモスは何だったんだ?」
 と僕達を介抱してくれた彼に向かって
 カゲロウがそう問い掛ける。
 「さあ、それはこっちとしても・・・・・・。」
 と僕達を介抱してくれた彼は残念そうに
 カゲロウに向かってそう答えるしかないようだった。
 「まあ、君たちが無事でよかったよ。」
 と僕達を介抱してくれた彼は
 僕達に向かって嬉しそうにそう言うと続けて、
 「次から普通に休む時はちゃんとお金もらうけど
 今回はサービスだよ。」
 と僕達を介抱してくれた彼は、
 僕達に向かってそう言った。
 「ありがとうございます。」
 とピカノンは僕達を介抱してくれた彼に向かって
 そうお礼を言った。
 「それじゃ、冒険頑張っておいで。」
 と僕達を介抱してくれた彼はそう言って
 僕達を送り出してくれた。
 こうして僕達はその集落を
 後にし、一路ライトラインギルドのある
 ライトラインシティを目指して先に進むと
 オウキツシティと言う街に着いた。
 「おおっ、なかなか大きくて綺麗な街だな。」
 と街に着いたカゲロウが
 辺りをキョロキョロ見回してそう言った。
 「ここはオウキツシティ。ライトラインシティ
 から少し離れてはいますが、地下鉄も通っていて
 アクセスしやすいですし、
 ご覧の通りかなり広く、またここの穏やかな
 雰囲気を気に入るポケモンも多く、大きな商店も
 あるので生活にも不自由しないことから、
 住みたい街ランキングで毎年1位に輝いている
 街なんですよ。」
 とピカノンがオウキツシティの
 情報を僕達に教えると続けて、
 「その為、ライトラインシティのベッドタウンの
 1つとしての機能も果たしているそうです。」
 とピカノンは僕達に向かってそう言った。
 「(というか地下鉄とかベッドタウンって・・・
 なんかリアルだなぁ・・・・・・。)」
 と僕はピカノンの話を聞いてそう思った。
 ???
 「・・・・・・・・・・・・ぁぁぁぁ!」
 突然何処かから誰かの悲鳴のような
 声がかすかに聞こえてきた。
 「・・・・・・何か聞こえなかったか?」
 とカゲロウがしきりに耳を動かしながら
 僕達に向かってそう言った。
 「確かに・・・・・・・・・。」
 とミスティアも辺りをキョロキョロ
 見回しながら僕達に向かってそう言った。
 「あっ、空からなんかキラキラしたものが!」
 とワラビが上を見ながら僕達に向かってそう言った。
 僕達が上空を見上げると確かに何かが
 きらめきを放ちながら
 こちらに向かって落ちてきていた。
 ???
 「うわあああああぁぁぁ!!」
 突然上空から誰かの悲鳴がこんどは
 ハッキリと聞こえた。
 「上から来るぞ!気をつけろ!!」
 と上空を見上げていたカゲロウが
 僕達に向かってそう叫んだ。
 僕達がとっさにその場から退避すると
 上空からその場に何かが落っこちてきた。
 「な、なんだこいつは・・・・・・。」
 とカゲロウは上空からその場に落っこちてきた
 モノを見ながら僕達に向かってそう言った。
 ???
 「ううっ・・・・・・そ、そこにどなたか
 いらっしゃるのですか・・・・・・?」
 と上空からその場に落っこちてきた
 彼は倒れながら僕達に向かってそう言った。
 「う、うん・・・。あなた大丈夫・・・・・・?」
 とミスティアは上空から
 その場に落っこちてきた彼に向かって
 心配そうにそう言った。
 ???
 「は、はい・・・なんとか・・・・・・。ただ、
 今の衝撃で地面にめり込んでしまったよう
 でして・・・・・・。」
 と上空からその場に落っこちてきた
 彼は倒れながら僕達に向かって
 そう言うと続けて、
 ???
 「申し訳ないのですが・・・ちょっと
 私を引っ張り出してもらえないでしょうか・・・。」
 と上空からその場に落っこちてきた
 彼は倒れながら僕達に向かって
 申し訳無さそうにそう言った。
 「あ、ああ・・・・・・わかったよ・・・。」
 とカゲロウは上空からその場に落っこちてきた
 彼に向かってそう言うと地面に深くめり込んでいる
 彼を皆で力を合わせて何とか
 彼を引っ張り出した。
 ???
 「ふぅ。助けていただきありがとうございました。
 何とか元気になりました。」
 と上空からその場に落っこちてきた
 彼を引っ張り出して一度自分達のギルドに帰り
 親方様がいる応接間で介抱する。
 介抱している最中に気がついたが
 彼はメレシーと言うポケモンだった。
 「それは良かったけど・・・・・・何でまた空から
 降ってきたんだい?」
 とウォーラルが空から降ってきた彼に向かって
 そう訪ねると彼は、
 「はぁ・・・。実は攻撃的なポケモンに思いっきり
 吹っ飛ばされましてですね・・・・・・全然知らない所
 まできちゃいまして。」
 と空から降ってきた彼はそう事情を説明した。
 「それは災難だったね・・・・・・。知らない所って言う
 のは君が落下した街かい?」
 とウォーラルが空から降ってきた彼に向かって
 そう訪ねると彼は、
 ???
 「いや、それもありますが・・・・・・実は私、最近
 こちらの大陸に来たばかりの者でして、どこに
 何があるのかもさっぱりでして・・・・・・。」
 と申し訳無さそうに
 そう言ってきたのだった・・・。

    friend-名も無き物語-第13章その①に続く




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