Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第16章 その①


   friend-名も無き物語-第16章 その①

 ーfriend-名も無き物語-第16章 恋が始まる5秒前ー

  「(・・・・・・私は・・・・・・セイヤさんの助けになれた
 のかな・・・・・・。)」
 とピカノンは自身の部屋に戻ると
 顔を赤らめながらそう思った。
 「(・・・・・・いや、大丈夫。セイヤさんのあの
 表情を見れば・・・きっと私は彼の助けになれた。
 そう信じれるもの。)」
 とピカノンはそう思いながらベットに
 自身の体を預け横になる。
 「(・・・・・・おやすみなさい。セイヤさん。)」
 とピカノンは心の中で
 そう呟いた後、眠りに就いた。
 次の日の朝・・・・・・。
 「さて、目的のウィンドギルドまでついたは
 いいが、この後どうしようか。」
 とカゲロウは僕達に向かってそう言ってきた。
 「1度ウォーラルギルドに戻るのはどう?
 ウォーラルさんにこっちについたことを報告
 したいし。」
 とミスティアが僕達に向かってそう言うと続けて、
 「それに、カラットさんやエルスト君の
 様子も気になるし。」
 とミスティアが僕達に向かってそう言った。
 「わかった。ただ戻るのはいいが、流石にここ
 から戻るのは遠くないか?」
 とカゲロウがミスティアに向かってそう言った。
 「それについては、前にフェティールギルドに
 行った時のように、ギルド用の電車を使えば
 戻れるはずよ。」
 とミスティアが僕達に向かってそう言った。
 「ああそうか。ここのギルドにもあの電車は
 あるはずだしね。」
 と僕はミスティアに向かってそう言った。
 「そうかその手があったか。わかった。
 じゃあその電車を探して、1回ウォーラルさんに
 報告しに行こうか。」
 とカゲロウが僕達に向かってそう言った。
 僕達はギルド内を探索し、ギルド専用
 地下鉄でウォーラルギルドに
 戻り親方様の部屋に入る。
 「あっ、皆さんお久しぶりです。
 元気そうで何よりです。」
 僕達がウォーラルギルドの親方様の部屋に
 入ると部屋にいたエルストが
 僕達に向かってそう言ってきた。
 「どう?体の具合は。」
 とミスティアがエルストに向かってそう訪ねる。
 「おかげさまでだいぶ回復しました。
 もう普通に歩ける程度になったよ。」
 と部屋にいたエルストが
 ミスティアに向かってそう言った。
 「ならよかったわ。」
 とミスティアがエルストの
 話を聞いてそう言った。
 「それで、もしよろしければ外の世界がどんな感じか
 知りたいから、僕も君たちと一緒に探検したい
 んだけど・・・・・・いいかな?」
 とエルストは僕達に向かってそう訪ねてきた。
 「うーん・・・・・・私達は構わないけど・・・・・・
 念のため親方様に許可を得る必要があると
 思うな。」
 とミスティアはエルストに向かって
 少し悩んだ後そう言った。
 「わかりました。ではウォーラルさんに
 相談してみましょう。」
 とエルストは僕達に向かってそう言った。
 「そうね。私達から聞いてみるわ。」
 とミスティアはエルストに向かってそう言った。
 「おかえり。発電所の件はこっちにも情報が
 届いているよ。ご苦労様。」
 と親方のウォーラルは僕達に向かってそう言ってきた。
 「ウォーラルさん、もしよろしければ僕も
 カゲロウ君達と一緒に探検に行ってみたいのです
 が、よろしいですか?」
 とエルストは親方のウォーラルに向かってそう訪ねる。
 「僕は構わないよ。カゲロウ君たちがいいなら
 是非ともついていくべきだと思うよ。もしか
 したら記憶が見つかるきっかけになるかも。」
 と親方のウォーラルはエルストに向かって
 少し悩んだ後にそう言った。
 「俺達も大丈夫ですよ。」
 とカゲロウはエルストと親方のウォーラルの
 2匹に向かってそう言った。
 「わかった。じゃあ何かあったら連絡してね。
 あとみんな無理はしないでね。」
 と親方のウォーラルは僕達全員に向かって
 ウィンクしながらそう言った。
 「わかりました。」
 とエルストは親方のウォーラルに向かって
 そう言うと続けて、
 「みなさん、これからよろしくお願いします。」
 とエルストは僕達に向かってそう言ってきた。
 「ああ、よろしく。」
 とカゲロウはエルストに向かってそう言った。
 こうして僕達チームフレンディアに
 新たな仲間、記憶損失のエルレイド、
 エルストが加入した。
 「そういや、記憶損失みたいだが、技とかは
 ちゃんと使えたりするのか?」
 とカゲロウはエルストに向かってそう訪ねる。
 「君達が冒険に行っている間、ウォーラルさんが
 ちょっと教えてくれたから少しは技の感覚を
 思い出して、使えるようになってきたよ。」
 とエルストは僕達に向かってそう言うと続けて、
 「多分そのうち少しずつ他の技も覚えたり思い
 出したりすると思う。」
 とエルストは僕達に向かってそう言ってきた。
 「なるほど、わかった。」
 とカゲロウはエルストに向かってそう言った。
 「あっ、そういえば、カラットにもちゃんと
 挨拶していったほうがいいよ。多分ギルド内の
 図書室にいると思うから。」
 と親方のウォーラルは僕達に向かってそう言ってきた。
 「わかりました。」
 とカゲロウは親方のウォーラルに向かってそう言った。
 僕達は親方様の部屋を後にして、カラットがいる
 図書室に向かった。
 「おお、みなさん。帰っていたのですか。」
 とカラットは図書室に入ってきた
 僕達に向かってそう言ってきた。
 「ああ。」
 とカゲロウはカラットに向かってそう言った。
 「おや、エルストさんも一緒とは。
 カゲロウさんたちと一緒に探検に行かれるの
 ですか?」
 とカラットは僕達と一緒にいる
 エルストに向かってそう言った。
 「うん。体調もだいぶ良くなったからね。」
 とエルストはカラットに向かってそう言った。
 「そうですか。それは何よりです。
 ところでどちらのほうへ探検なさるかは決めて
 あるのですか?」
 とカラットは僕達に向かって
 笑顔でそう訪ねてきた。
 「いや、今のところ決めてないな。」
 とカゲロウはカラットに向かってそう言った。
 「それでしたら、例の事件で通行止めになって
 いたライトラインシティの南東側の道がたった今
 開通したようですよ。」
 とカラットは僕達に向かってそう言うと続けて、
 「折角でしたら、そちらから探検なさっては
 いかがでは?」
 とカラットは僕達に向かって
 そう提案してきたのだった・・・。

                  その②に続く




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