Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第16章 その④


   friend-名も無き物語-第16章 その④

  かくして僕達と量産型戦闘兵器との
 負けられないバトルが始まった。
 僕達と量産型戦闘兵器とのバトルは、
 量産型戦闘兵器の圧倒的な
 防御力に苦しめられながらも
 量産型戦闘兵器の弱点であろう
 炎タイプ攻撃を加えてゆき、
 遂に量産型戦闘兵器は沈黙した。
 こうして僕達と量産型戦闘兵器とのバトルは、
 辛くも僕達が勝利したのだった。
 「あっ・・・くそっ・・・この隙に逃げられたか・・・!」
 とカゲロウは悔しそうにそう言った。
 と次の瞬間!!量産型戦闘兵器が大きく鳴動し始める。
 「こ、今度は何!?」
 と大きく鳴動し始めた量産型戦闘兵器を見ながら
 ミスティアが驚きながらそう言った。
 「ジジジ・・・・・・システムエラー・・・システムエラー・・・
 自爆システムガ作動シマシタ・・・・・・付近ノカタハ
 スグニ避難シテクダサイ・・・・・・ジジジ・・・・・・。」
 と大きく鳴動し始めた量産型戦闘兵器から
 無機質な機械音声が聞こえてきた。
 「じ、自爆!?」
 と大きく鳴動し始めた量産型戦闘兵器から
 聞こえてきた無機質な機械音声のアナウンスを
 聞いて僕は飛び上がるほど驚きながらそう言った。
 「まずい・・・・・・!早く外へ逃げよう!!
 爆発に巻き込まれるぞ!!」
 とカゲロウは大きく鳴動し始めた量産型戦闘兵器から
 聞こえてきた無機質な機械音声のアナウンスを聞くと、
 僕達メンバー全員に向かってそう叫んだ。
 「後ろの扉は閉まってるから正面の道から脱出
 しよう!!」
 とエルストが僕達の後ろにある扉を調べると
 僕達メンバー全員に向かってそう叫んだ。
 騒がしく警告アラームの鳴り響く中、
 僕達メンバー全員は正面の道を塞いでいた
 扉のロックを手早く解除して、
 騒がしく警告アラームの鳴り響く工場から
 距離を取る。
 と辺りが一際大きく鳴動し爆発音と共に
 さっきまで僕達がいた工場は
 跡形も無く吹っ飛んでしまった。
 「やれやれ・・・・・・何とか難を逃れたな・・・。」
 とカゲロウは量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地を見ながら
 僕達に向かってそう言った。
 「カ、カゲロウ君たちっていつもこんな危険な
 冒険をしているのかい?」
 とエルストが息をはずませながら
 僕達に向かってそう言った。
 「んなわけあるかいっ!!」
 とピカノンが息を荒らげながら
 エルストに向かってそうツッコむと続けて、
 「ぶっちゃけ今までで1番危険でしたよ今回の
 冒険は・・・・・・。」
 とピカノンは量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地を悲しげに
 見つめながらエルストに向かってそう言った。
 「・・・・・・・・・。」
 僕は量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地を悲しげに
 見つめているピカノンと一緒にただ黙って見つめていた。
 「あれ、セイヤさんどうかしましたか?」
 とピカノンが量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地を怒りの
 眼差しで見つめている僕に向かってそう訪ねる。
 「・・・・・・あいつ・・・・・・確か『ボスの考え次第だ』
 とか言ってたよね・・・?」
 と僕は量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地で燃えている
 炎を見て身震いしながらそう言った。
 「え、ええ・・・。確かにそんなこと言っていた
 ような・・・・・・。」
 とミスティアが量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地で燃えている
 炎を見て身震いしている僕に向かってそう言った。
 「・・・それはつまり、あいつの裏には何かよからぬ
 事を企てる組織がいる、ってことにならないか?」
 と僕は量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地で燃えている
 炎を見て身震いしながら、
 カゲロウ達メンバー全員に向かってそう言った。
 「・・・・・・!た、確かに・・・・・・!!」
 とミスティアが量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地で燃えている
 炎を見て身震いしている僕の言葉に
 驚くとそう言った。
 「なるほど・・・・・・あいつは組織の一員として
 動いている・・・・・・ってわけだな。」
 とカゲロウも量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地で燃えている
 炎を見て身震いしている僕の言葉に
 納得するとそう言った。
 「つ、つまりその組織の計画を妨害した私達は
 ほぼ確実に・・・・・・。」
 とピカノンが量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地で燃えている
 炎を見て身震いしている僕の話を聞いて
 不安そうにそう言ってきた。
 「組織全体から目の敵にされる・・・・・・。」
 とミスティアが僕の話を聞いて不安そうにしている
 ピカノンの言葉を続けるようにそう言った。
 「・・・・・・。」
 僕はただ黙って量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地で燃えている
 炎を見ながら怒りに身震いしていた。
 「うわあああああああぁぁぁぁ!!
 ちょっと待ってそれすっごく怖いんですけど!!
 どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう・・・。」
 がしかし、冷静に今の状況を
 見つめ直して不安のあまり
 そう言って右往左往する。
 「ちょっとかっこいいかなと思っていたのに
 その反応じゃあ台無しだよ・・・・・・。」
 とワラビが不安のあまり右往左往している
 僕を見て溜息をつくとそう言った。
 「別にかっこよくなくていいけど泣いていいかな
 泣きっ面に蜂なんだけど。」
 と僕は泣きながらカゲロウ達
 メンバー全員に向かってそう訪ねた。
 「落ち着けセイヤ。こういうことはまずウォーラルさんに
 報告するんだ。話はそれからだ。」
 とカゲロウは不安のあまり泣きながら
 右往左往している僕に向かってそう言った。
 「相変わらず冷静だねぇカゲロウ君は・・・・・・。
 僕なんかあんな危ないやつらに何されるか考える
 だけで怖いのに・・・平気なの?」
 と僕は不安のあまり泣きながら、
 カゲロウに向かってそう訪ねた。
 「・・・正直言って俺も不安だ。けど、俺達には
 頼りにできる存在がいるだろう?」
 とカゲロウは不安のあまり泣きつづけている
 僕に向かってそう言ってきたのだった・・・。

    friend-名も無き物語-第17章その①に続く




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