Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第17章 その①


   friend-名も無き物語-第17章 その①

 ーfriend-名も無き物語-第17章 緊急事態ー

  「みんな不安だと思うけど、まずはこのことを
 ウォーラルさんやウィンドラさんに報告するべき
 だと思うんだ。」
 とカゲロウは僕達メンバー全員に向かって
 そう言うと続けて、
 「相談を持ち掛ければ、あの方たちなら何かしら
 対処や対策はしてくれると思うよ?」
 とカゲロウは僕達メンバー全員に向かって
 そう言ってきた。
 「・・・・・・そうだね。今は泣いている場合じゃない。
 ちゃんとこのことをウォーラルさん達に伝えない
 と・・・・・・だよね。」
 と僕は涙を拭くとカゲロウに向かって
 そう言うと続けて、
 「・・・ごめん。もう大丈夫だから、行こう、
 ギルドに。」
 と僕はカゲロウに向かってそう言った。
 「ああ・・・・・・。」
 とカゲロウは僕に向かってそう言った。
 僕達は量産型戦闘兵器の爆発により、
 跡形も無く吹っ飛んだ工場跡地を後にした。
 「つ、つまり、そんな大変な事態になっていた
 っていうことですか・・・・・・。」
 僕達はギルドに戻り、雪壁工場で起きたことを
 親方のウォーラルに話すとそれを
 親方の部屋にいたカラットが
 偶然聞いてかなり驚きながら僕達に向かって
 そう言った後続けて、
 「すみませんみなさん・・・・・・。大変な目に遭わせて
 しまって・・・・・・。」
 とカラットが僕達に向かって
 そう謝ってきた。
 「あーいや、危険だったのは確かだけど別に
 カラットが謝る必要はねぇよ。」
 とカゲロウは僕達に向かって謝ってきた
 カラットに向かってそう言った。
 「ううっ・・・・・・。ありがとうございます。」
 とカラットが僕達に向かって
 申し訳なさそうにそう言ってきた。
 「しかし・・・・・・他の惑星の戦闘兵器・・・ですか。
 何でそんなものがあったんでしょう・・・・・・。」
 とカラットが不思議そうにそう言った。
 「恐らくは・・・・・・何かの歪(ひずみ)で異次元から
 この世界に迷い込んでしまったとか、過去にその
 惑星から転送されて保管してたとかかな。」
 と親方のウォーラルが考え込んでいる
 僕達とカラットに向かって、そう言った。
 「まあそれはともかく・・・・・・その兵器にすら
 打ち勝つとは、流石の実力ですね。」
 とカラットが僕達に向かって
 そう言ってきた。
 「いや、普通身の危険を感じたら全力で抵抗
 するもんだろ。」
 とカゲロウはカラットに向かって
 涼しい顔でそう言った。
 「火事場の馬鹿力ってやつですかね?」
 とカラットが僕達に向かって
 そう訪ねてきた。
 「まあともかくだ。発電所の件、そして今回の
 工場の件、どちらにもそのヘルガーが関わって
 いて、裏にそいつに指示する組織がいると。」
 と親方のウォーラルが僕達に向かってそう言った。
 「組織なのか、それともそいつとボスの2匹組
 なのかはわかりませんが・・・・・・裏で何かが
 動いているのは確かだと思います。」
 とエルストが親方のウォーラルに向かってそう言った。
 「うん・・・・・・これはちょっと穏やかじゃないな。
 とにかくこの件は他のギルドや探検委員会本部
 などにも報告しておくことにしよう。」
 と親方のウォーラルが事態を重く見ると
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 「戦闘兵器の技術が奴らの手に渡ってしまった
 以上、野放しにしておくのは危険だ。それに、
 早く組織の全貌を暴かなくてはいけない。」
 と親方のウォーラルが、事態を重く見ると
 僕達に向かってそう言うと更に続けて、
 「そして、君達は今後奴らに集中的に敵視される
 可能性が高い。親方として君達に大きな危害が
 加えられるのは避けたいと思ってる。」
 と親方のウォーラルが僕達に向かって
 そう言うと続けて、
 「ただ、向こうも君達を集中的に狙ってくるなら
 逆に奴らの尻尾を掴むチャンスも増える。」
 と親方のウォーラルが僕達に向かって
 そう言ってきた。
 「そ、それはつまり・・・・・・。」
 と僕は親方のウォーラルに向かって
 不安げにそう言った。
 「君達がその組織の全貌を暴くための鍵とも
 なりえるというわけだ。」
 と親方のウォーラルが僕達に向かって
 そう言うと続けて、
 「もちろん君達を危険な目に遭わせるのは親方
 として心苦しいけど、今のままじゃ情報が
 少なすぎるからね。」
 と親方のウォーラルが僕達に向かって
 そう言うと更に続けて、
 「不安だと思うけど、君達さえ良ければ、ぜひ
 この問題に関して協力を頼みたい。」
 と親方のウォーラルが僕達に向かって
 そう頼みこんでくると続けて、
 「もちろん、できる限り僕も君達の助けをする
 し、君達を守るつもりだ。」
 と親方のウォーラルが僕達に向かって
 そう誓うように言った。
 「・・・・・・ウォーラルさん・・・・・・。」
 と僕は親方のウォーラルに向かって
 不安げにそう言った。
 「・・・・・・。」
 親方のウォーラルはただ黙って
 不安げに彼を見ている僕を見ると続けて、
 「僕が何で君達に協力して欲しいと頼んだか
 わかるかい?」
 と親方のウォーラルが僕達に向かって
 そう訪ねてきた。
 「・・・・・・私達が奴らと1番接触する可能性が高い
 から・・・・・・ですか?」
 とミスティアが親方のウォーラルに向かって
 心配そうにそう言った。
 「もしそんな理由だったら、僕は僕自身を
 憎んでやまないだろうね。」
 と親方のウォーラルが僕達に向かって
 そう言ってきた。
 「・・・・・・じゃあなんで・・・・・・。」
 とワラビが親方のウォーラルに向かって
 不思議そうにそう訪ねたのだった・・・。

                  その②に続く

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2018/01/07 12:00
ここにしつれいいたします。
「恋に理由などつけないで」の管理人ですが、あなたさまとやるストーリーについて質問です
私とあなた様でどんどんストーリーを作っていくのでしょうか。。。?
貴方様はアリスとシグキーリアをどちらも書いていて、私も2人を書いていき、ドンドンストーリーを作っていくのでしょうか・・・?

分かりにくく申し訳ございません。
なれていないもので・・・



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