Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第17章 その④


   friend-名も無き物語-第17章 その④

  僕とカゲロウとエルストの男子メンバー3匹は
 ミスティア達女子メンバー3匹と別れ、
 ウィンドラギルドを後にする。
 ウィンドラギルドを後にした僕達男子メンバー3匹は
 ライトラインシティを抜けて、
 センターラインシティを目指していった。
 「おおっ、広い公園だな。」
 とライトラインシティから少し離れた
 広い公園に辿り着いたカゲロウは、
 辿り着いた公園を見渡してそう言った。
 「通り道だし、ちょっと回ってみようか。」
 と僕はカゲロウ達男子メンバー3匹に向かって
 微笑みながらそう提案した。
 僕達男子メンバー3匹は辿り着いた広い公園を
 ちょっと回ってから先に進む。
 「・・・・・・ん?こっちには何があるんだ?」
 と広い公園の端へと続く道を見つけた
 カゲロウが僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言ってきた。
 僕達男子メンバー3匹は、カゲロウが見つけた
 広い公園の端へと続く道を進んで行ってみた。
 カゲロウが見つけた広い公園の端へと続く道を
 進んで行ってみると少し高台になっていて、
 その高台の頂上にこじんまりとした
 東屋がポツンと立っていた。
 そしてその高台の頂上に立っている
 東屋でポケモンが1匹、
 休んでいた。
 「!あ、あのポケモンは・・・・・・。」
 カゲロウはその高台の頂上に立っている
 東屋で休んでいるポケモンをみて
 驚いた後そう言った。
 そこにいたのは他ならぬジバコイルの
 コイルボ保安官らしきポケモンが
 東屋で休んでいるようだった。
 ???
 「ン?何ダ君達ハ?」
 コイルボ保安官らしきポケモンは
 僕達男子メンバー3匹に気付くとそう言いながら近寄る。
 ジバコイルのコイルボ保安官だと思っていた
 彼はジバコイルではなく、ギギギアルだった。
 ???
 「イヤ、待テヨ。確カ君ハウォーラルントコノ・・・。」
 とギギギアルはカゲロウをみてそう言った。
 「いや何で俺達のこと知ってるんすか。」
 とカゲロウはギギギアルに向かってそう訪ねた。
 ???
 「マア、立チ話モナンダカラ、
 アソコニアル東屋デ話ソウヤ。」
 とギギギアルは少し先にある
 東屋を歯車で指し示すと
 僕達男子メンバー3匹に向かってそう言った。
 「俺ノ名前ハ、ギギ・ギアロコノ大陸ノ保安ヲ守ッテイル
 カラスミ警察署ノ最高責任者ミタイナモンサ。」
 とギギ・ギアロと僕達に向かって名乗ったギギギアルは
 僕達男子メンバー3匹に向かってそう言った。
 僕はギアロに先日起こった事件について、裏に組織が
 いる可能性なども含めてギアロに話した。
 「ナルホド、数分前ニウォーラルチャンカラ
 連絡ガスマポニ来テイタガ、
 ソウイウコトダッタノカ。」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かってそう言った。
 「(・・・ん?)」
 カゲロウはギアロが親方のウォーラルを
 ちゃん付けで呼ぶことに一瞬違和感を
 感じたが気にせずギアロの話を聞く。
 「ワカッタ。コイルボ保安官ニ
 ソノ話ヲシテ捜査スルヨウ言ッテ
 オイテヤル。安心シテクレ。」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言うと続けて、
 「・・・トコロデ、君達ハ今日ハドウシテコンナ
 遠クヘ?ウォーラルギルドカラハダイブ離レテ
 イルダロ?」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう訪ねてきた。
 「実はカクカクシキジカメブキジカという
 訳でして・・・。」
 とエルストはギアロにここに来た理由を
 手短に説明した。
 「ナルホド。ウォーラルチャント一緒ニ鏡晶湖
 ニ探検ニ行クノカ。確カニソコニ行クナラココヲ
 通ルコトニナルシナ。」
 とギアロはエルストの話を聞いて
 納得すると続けて、
 「ヨシ、冒険頑張レヨ!」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言ってきた。
 「はい、頑張ります!」
 とエルストはギアロに向かって
 微笑みながらそう言った。
 「あの・・・・・・行く前に一つ気になることが・・・。」
 とカゲロウがギアロに向かってそう訪ねた。
 「ドウシタ?」
 とギアロはカゲロウに向かって
 訝しげにそう聞いてきた。
 「さっきからウォーラルさんの事
 ウォーラルちゃんって言ってるけど、
 ウォーラルさんって♂だろ?」
 とカゲロウがギアロに向かってそう訪ねた。
 「イヤ、彼女ハ♀ダゾ?
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 真面目な顔でそう言ってきた。
 「!?」
 「今明かされる衝撃の真実っ・・・・・・!
 圧倒的・・・・・・驚愕っ・・・・・・!!」
 と僕とカゲロウはギアロの言葉を聞いて
 カゲロウは驚きの余り言葉を失い、
 僕はそう言って吃驚していた。
 「アイツ、一人称モ「僕」ダシシャベリ方モ
 中性的ダカラワカリニクイケドナ。」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言うと続けて、
 「ソレニアア見エテ彼女、俺ヨリモ
 コイルボ保安官ヨリモズット強イゾ。
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言ってきた。
 「マジすか!!?」
 とカゲロウがギアロの言葉を聞いて
 驚きながらそう言った。
 「普段ハスゴク温厚ダシ、誰トデモ仲良クナレル
 ヨウナ性格ダケド・・・、
 怒ラセタラ相当ヤバイカラナ。」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 釘を刺すようにそう言ってきた。
 「ヒッ・・・!」
 と僕は引きつった声で短く悲鳴を上げる。
 「マ、彼女ノコトダカラ君達ニ怒ルコトハナイ
 ト思ウカラ安心シテクレ。アイツハ何ヨリ
 自分ノ仲間ハ大切ニスルヤツダ。」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言うと続けて、
 「彼女ノギルドニ入レタッテコトハ、トテモ
 幸ワセナコトダト思ウゾ?」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 訪ねるようにそう言ってきた。
 「・・・・・・わかった。ありがとう。ウォーラルさん
 が♀だったのはちょっと驚いたけど・・・。」
 とカゲロウがギアロに向かってそう言った。
 「アア。彼女ガ一緒ナラコノ後ノ冒険デモ
 頼リニナルダロウ。頑張レヨ!ソレト、
 調査ノ件ハ任セテオケ。俺モ微力ナガラ協力スルゼ。」
 とギアロは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言ってきたのだった・・・。

    friend-名も無き物語-第18章その①に続く




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.