Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第18章 その②


   friend-名も無き物語-第18章 その②

  「例えばしばりだまなら敵全員を麻痺状態
 できる。1体ずつ処理しやすくなるだろう。」
 と親方のウォーラルは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言うと続けて、
 「あとは全体攻撃も有効だ。セイヤ君の
 『チャームボイス』やカゲロウ君の
 『バークアウト』などで応戦するといい。」
 と親方のウォーラルは僕とカゲロウに向かって
 そう的確な指示を出す。
 「ところで今更だけど僕の『チャームボイス』
 って一体・・・・・・。」
 と僕が親方のウォーラルに向かって
 そう聞いてみた。
 「気にするなっ!」(キリッ)
 と親方のウォーラルは僕に向かって
 そう言ってきた。
 かくして突如群れをなして僕達4匹に
 襲い掛かって来た野生ポケモン達と
 僕達4匹とのバトルが始まった!!
 がしかし、親方のウォーラルと
 カゲロウ、僕の活躍で何の苦戦も
 することなく余裕で勝利した。
 僕達4匹が先に進むと、広場のように
 開けた場所に出た。
 「何かこう・・・中継地点があるダンジョンって
 大抵最後に何かあるからある意味この場所って
 フラグなんだよね・・・・・・。」
 と広場のように開けた場所に
 辿り着くとカゲロウ達男子メンバーと
 親方のウォーラルの3匹に向かってそう言った。
 「それを言ったらおしまいだよ。」
 とカゲロウはかなり慌てた様子で
 僕に向かってそう言った。
 「だいぶ深くまで来た気がするけど・・・・・・
 まだまだ先は長いのかな・・・?」
 とエルストが広場のように開けた場所に
 辿り着き、一息つくとカゲロウに向かって
 不安そうにそう言ってきた。
 「水の中の世界もなかなか神秘的でしょ?
 ここは安全地帯だから少しゆっくりして水の世界
 を眺めるのもいいんじゃない?」
 と親方のウォーラルは僕達男子メンバー3匹に向かって
 自慢気にそう言ってきた。
 僕達4匹が先に進むと、中ボス達が待ち受けていた。
 僕達4匹は中ボス達を倒しながら更に先に進んだ。
 「・・・少し開けたところに出てきたな。」
 と1番先頭を歩いていたカゲロウは
 先のフロアを一通り確認するとそう言った。
 「あっちに先に進むための階段があるね。」
 とエルストが先の方にある階段を指差すと
 僕達男子メンバーと親方の
 ウォーラルの3匹に向かってそう言った。
 「本当だ。行ってみよう。」
 とカゲロウは僕達男子メンバーと親方の
 ウォーラルの3匹に向かってそう言うと
 エルストが指差した先の方にある階段を
 目指し先に進もうとしたその時!!
 ???
 「待てっ!!」
 突如何処からかその場にいる誰の
 物でも無い声が聞こえてきた。
 僕達4匹が謎の声に驚いていると
 謎の声は続けて、
 ???
 「キサマら!!無断でここを通り過ぎようと
 いうのか!?」
 と僕達4匹に向かって
 そう言ってきた。
 「だ、誰だ!?」
 とカゲロウは突如何処からかその場に聞こえてきた
 謎の声に向かってそう言った。
 すると、うずしおと共に1匹のギャラドスが
 僕達4匹の前に姿を表す。
 「ここはワシの領土だゾイ!今すぐに撤退する
 ゾイ!」
 と僕達4匹の前にうずしおと共に姿を表したギャラドスが
 僕達に向かっていばりちらしながらそう言うと続けて、
 「反逆者はお仕置きするゾイ!!」
 と僕達4匹の前にうずしおと共に姿を表したギャラドスが
 僕達に向かってそう言ってきた。
 「よし、じゃあこのギャラドスは君達3匹で
 倒してね。」
 と親方のウォーラルは僕達男子メンバー3匹に向かって
 そう言うと遠くへ退避する。
 「えっ。」
 とカゲロウは遠くへ退避した親方の
 ウォーラルに向かってそう言った。
 そして改めてうずしおと共に姿を表したギャラドスを
 見つめると、
 「っつーかでけぇなおい!」
 とカゲロウは僕達男子メンバー2匹に向かってそう言った。
 「本当に僕達だけで倒せるの・・・・・・?」
 と僕はカゲロウに向かって
 不安気にそう言った。
 「おのれ~!ワシを舐めると極刑ゾイ!」
 と僕達4匹の前にうずしおと共に姿を表したギャラドスが
 僕達の態度にどうやら、かなりご立腹のようで
 そう言うと僕達男子メンバー3匹に向かって
 襲い掛かって来た!!
 かくして僕達男子メンバー3匹とギャラドスとの
 無謀な戦いの火蓋が切られた!!
 僕達男子メンバー3匹とギャラドスとのバトルは、
 彼の技「うずしお」や「しおみず」に
 炎タイプの僕はかなり苦しめられたが、
 みんなで力を合わせてギャラドスに
 攻撃をくわえてギャラドスを打ち倒した!!
 こうして僕達男子メンバー3匹とギャラドスとのバトルは、
 僕以外は特に苦労することなく圧勝した。
 「そ、そんなバンカーな・・・・・・。」
 と僕達4匹の前にうずしおと共に姿を表したギャラドスは
 そう言うとその場に音を立てて倒れ込む。
 「た、体力の限界カイカイ・・・・・・。」
 と僕達4匹の前にうずしおと共に姿を表したギャラドスは
 その場に倒れ込んだままそう言うと気絶した。
 「ぷはぁ・・・・・・た、倒せたぁ・・・・・・。」
 と僕はそう言ってその場にヘナヘナと座り込む。
 そして親方のウォーラルの方を見ながら、
 「ウォーラルさん何で手伝ってくれなかったん
 ですか?」
 と僕は何とかその場に立ち上がると
 親方のウォーラルに向かってそう訪ねた。
 「これでわかっただろう?セイヤ君。」
 と親方のウォーラルは僕に向かって
 微笑みながらそう言ってきた。
 「・・・えっ?」
 と僕が親方のウォーラルに向かって
 不思議そうにそう言った。
 「君はちゃんとポケモンとしての力がついて
 いっているってことさ。」
 と親方のウォーラルは僕に向かって
 微笑みながらそう言うと続けて、
 「みんなと協力してあのギャラドスを倒すことが
 できたじゃないか。」
 と親方のウォーラルは僕に向かって
 微笑みながらそう言ってきた。
 「・・・まさかそれを僕に認識させるために・・・?」
 と僕が親方のウォーラルに向かってそう言った。
 「それもあるけど・・・・・・それだけじゃないな。
 何で今回君達3匹を連れてきたと思う?」
 と親方のウォーラルは僕達男子メンバー3匹に向かって
 微笑みながらそう訪ねてきた。
 「さっきは『気分☆』とか言っちゃったけど、
 ちゃんと理由があったんだ。」
 と親方のウォーラルは僕達男子メンバー3匹に向かって
 微笑みながらそう言ってきたのだった・・・。

                  その③に続く




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