Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第19章 その①


   friend-名も無き物語-第19章 その①

 ーfriend-名も無き物語-第19章 分からぬ友の居場所ー

  「まあ厳密には守っているのはここだけでは
 ないんだけどね・・・・・・。僕は色んな場所の番人を
 担っているんだ。」
 とアグノムは僕達4匹に向かって泉の上に
 浮遊しながらそう言うと続けて、
 「不思議のダンジョンを経て隠されたこの地へ
 辿り着いたその実力、称賛に値しよう。」
 とアグノムは僕達4匹に向かって泉の上に 
 浮遊しながらそう言った時、
 「・・・・・・って・・・。」
 とアグノムは僕達4匹に向かって泉の上に
 浮いたまま何かを考え始める。
 「(・・・・・・このポケモン達って、もしかして・・・。)」
 とアグノムは僕達4匹を見てそう思った。
 「・・・なるほど。ここはアグノムが守っている泉
 だったんだね。これは予想してなかったな。」
 と親方のウォーラルは驚きを隠せない様子で
 僕達3匹に向かってそう言ってきた。
 「(そういえばこの世界で伝説のポケモンを見た
 のはこれが初めてだな・・・・・・何というか、やはり
 独特のオーラを感じるような・・・・・・。)」
 と僕は自分達の目の前の泉の上に
 浮遊しながら現れたアグノムを見てそう思った。
 「(・・・・・・・・・。)」
 アグノムはただ黙って僕達4匹を優しく見つめている。と
 彼は何かを決心すると、
 「ちょっとそこのシャワーズ以外の3匹。」
 とアグノムは僕とカゲロウとエルストの3匹を
 指差すとそう言ってきた。
 「な、何だ?」
 とアグノムにいきなり指を差されたカゲロウが
 かなり困惑しながらそう言った。
 「君達の実力、この僕に見せてくれないか?」
 とアグノムは僕とカゲロウとエルストの3匹に向かって
 そう言ってきた。
 「それはつまり、僕達に戦えと・・・・・・?」
 と僕は自分達の目の前の泉の上を浮遊している
 アグノムに向かってそう言った。
 「そういうこと。」
 とアグノムは僕をビシィッと指差すとそう言ってきた。
 「で、でも・・・・・・確かアグノムを傷つけると
 7日にして意志が消滅して何もできなくなるんじゃ
 なかったっけ・・・・・・?」
 と僕がアグノムに向かって少し不安気にそう言った。
 「・・・・・・あー、いや、確かにそんな力もあるけど
 君達にそんなことするつもりはないから安心して
 くれ。」
 とアグノムは少し不安気そうな顔をしている僕に向かって
 そう約束すると続けて、
 「あくまで僕は君達の実力を知りたいだけだ。
 遠慮せずに全力をぶつけてもらいたい。」
 とアグノムは少し不安気そうな顔をしている僕に向かって
 泉の上に浮遊したままそう言ってきた。
 「で、何で僕は抜きなのさ。」
 と親方のウォーラルは自分だけ除け者に
 されたことに若干憤りながらアグノムに向かって
 そう訪ねてきた。
 「君は明らかにこの3匹より実力が高いのが
 目に見えてわかるからだよ。」
 とアグノムは、自分だけ除け者にされたことに
 若干憤っている親方のウォーラルに向かって
 泉の上に浮遊したままそう言ってきた。
 「」
 親方のウォーラルはショックで言葉を失う。
 「わ、わかった。戦うよ。」
 とカゲロウは慌てて泉の上に浮遊している
 アグノムに向かってそう応えた。
 「ありがとう。それじゃ、行くよ!」
 とアグノムは僕達3匹に向かって
 そうお礼を言うと僕達3匹に向かって
 襲い掛かって来た!!
 かくして僕達男子メンバー3匹と
 泉の番人、アグノムとの戦いが始まった!!
 僕達男子メンバー3匹と泉の番人、
 アグノムとのバトルは、強化技「わるだくみ」
 からの「シグナルビーム」であっけなく
 僕達男子メンバー3匹は戦闘不能にされてしまった。
 「つ、強い・・・・・・流石伝説のポケモン・・・・・・。」
 とカゲロウは荒れた息を整えながら
 泉の上に浮遊しているアグノムを見てそう言った。
 「なるほど。君達の今の実力がどれくらいのものか
 把握することができたよ。勝負してくれたこと、
 感謝する。」
 とアグノムは泉の上を浮遊しながら僕達男子メンバー3匹に向かって
 感謝の言葉を言うと続けて、
 「・・・・・・そのお礼を含めて、君達にはこれを
 託そう。」
 とアグノムはカゲロウに謎の宝石を手渡してきた。
 「・・・・・・これは?」
 とカゲロウはアグノムから手渡された謎の宝石を
 一通り見るとアグノムに向かってそう言った。
 「水晶のように透き通っているね・・・・・・。」
 と僕はカゲロウの背後からアグノムから手渡された
 謎の宝石を一通り見るとカゲロウに向かってそう言った。
 「まあ君達がここに辿り着けた証のようなもの
 だよ。大切にしてほしい。」
 とアグノムは彼から手渡された謎の宝石を
 物珍しそうに見ているカゲロウと僕に向かって
 泉の上に浮遊したままそう言ってきた。
 「・・・・・・わかった。大切に持っておくよ。」
 とカゲロウはアグノムに向かって
 笑顔でそう言った。
 「ありがとう、アグノム。」
 とエルストもカゲロウに続いてアグノムに向かって
 微笑みながらそうお礼を言った。
 「久々に楽しかったよ。また機会があったら
 会いに来てくれるとうれしいな。」
 とアグノムは僕達3匹に向かって
 泉の上に浮遊したままそう言うと続けて、
 「ただ、ここのことは君達の仲間以外には秘密に
 してほしい。理由はさっき述べた通りだが、
 部外者はここに入れたくないからさ。」
 とアグノムは僕達3匹に向かって
 泉の上に浮遊したままそう言ってきた。
 「その点は安心して。あのダンジョンへの入口は
 僕が認めた探検隊の仲間しか入れないようにして
 あるから、部外者が来ることもないだろう。」
 と親方のウォーラルは泉の上を浮遊している
 アグノムに向かってそう言った。
 「・・・・・・助かる。」
 とアグノムは親方のウォーラルに向かって
 そう言った後、何やら呪文を唱える。
 すると僕達4匹の左側に転移魔法陣が出現する。
 「君達の左側に湖の外へ繋がるワープ魔法陣を
 開いた。そこから外に出られるよ。」
 とアグノムは泉の上を浮遊したまま
 僕達4匹に向かって、そう言ってきた。
 「ありがとうアグノム。また今度機会があれば
 来るよ。」
 とカゲロウは泉の上に浮遊しているアグノムに向かって
 笑顔でそう言った。
 「僕も楽しみにしているよ。」
 とアグノムは、泉の上を浮遊したまま
 カゲロウに向かってそう言ってきた。
 「今日はありがとうアグノム。」
 と僕もカゲロウに続いて泉の上に浮遊している
 アグノムに向かって微笑みながらそう言った。
 「また会える日を楽しみにしていますね。」
 とエルストもカゲロウと僕に続いて泉の上に浮遊している
 アグノムに向かって微笑みながらそう言った。
 そしてアグノムが用意してくれたワープ魔法陣を
 使ってその場を後にする。
 親方のウォーラルもアグノムが用意してくれたワープ魔法陣を
 使ってその場を後にしようとした時、
 「・・・ちょっと君は待って。」
 とアグノムは泉の上を浮遊したまま親方のウォーラルを
 そう言って呼び止めたのだった・・・。

                  その②に続く




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