Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第21章 その②


   friend-名も無き物語-第21章 その②

  「ヘラコロースとか言わないで!!」
 とハッサムが現れた木の陰から現れたカイロスが
 そう言いながら、遙か遠くへと吹っ飛んでいった。
 「おめでとう!!お主達の勝ちでござる!!」
 と木の陰から現れたハッサムがそう言いながら
 遙か遠くへと吹っ飛んでいった。
 「・・・えーっと・・・流石にもういいよね・・・・・・。」
 とワラビは遙か遠くへと吹っ飛んでいった
 虫タイプ種族値500族3人衆を見送ってから
 辺りをキョロキョロ見回してそう言った。
 「・・・うん。いなさそうだね。」
 とワラビは辺りをキョロキョロと見回すと
 微笑みながらそう言った。
 「あー疲れた・・・・・・。」
 とワラビはそう言うとその場にへたり込んだ。
 「けど何とか頂上まで来れたわね。」
 とミスティアはその場にへたり込んだ
 ワラビに向かって笑顔でそう言った。
 「あっ、向こうに高台があるね。」
 とワラビは先にある高台を
 指差してそう言った。
 「本当だ。行ってみようか。」
 とカゲロウはワラビが指差した先にある
 高台を見てそう言った。
 「看板があるね。えーっと・・・・・・。」
 とワラビは先にある高台の傍にある
 看板を指差してそう言った。
 看板には、
 『試練の高台』
 【この山を踏破した者はここに立ち、景色を見ながら
 心を落ち着かせ台座に触れるべし。】
 と書かれてあった。
 「・・・・・・だって。」
 とワラビは先にある高台の傍にある
 看板に、書かれてあった事を
 読み上げるとそう言った。
 「この上にある台座に触れればいいのかな?」
 とワラビは先にある高台にある
 台座を見てそう言った。
 「これか。」
 とカゲロウは、ワラビが指差した先にある
 高台にある台座に近寄るとそう言った。
 「おおっ!すごくいい眺め!流石かなり
 高い山なだけあるね!」
 とワラビは先にある高台から辺りを
 眺めるとそう歓声を上げた。
 「北西方向に見えるのはライトラインシティか。
 こう見るとやっぱり結構大きな街なんだね。」
 と僕は先にある高台から北西方向にある
 ライトラインシティを見てそう言うと続けて、
 「・・・って、あそこまで戻ると考えると結構
 しんどそうだなぁ・・・。」
 と僕は高台から北西方向にある
 ライトラインシティを見てそう言った。
 「確かにここまで雄大な景色だと、自然と心が
 落ち着いてきますね。」
 とピカノンは高台から辺りを
 眺めるとそう言った。
 「・・・で、こんな感じに景色を見て心を落ち
 着かせてこの台座に触れればいいんだよな?」
 とカゲロウは台座を見ながら
 ワラビに向かってそう聞いてきた。
 「いったい何があるのかしら・・・・・・。」
 とミスティアは台座を見ながら
 その場にいた皆に向かってそう言った。
 「みんなで触れてみようよ!」
 とワラビはその場にいた皆に向かって
 そう提案した。
 僕達は一斉に台座に触れてみた。
 すると台座が一瞬光り輝く。
 「わっ!?」
 とワラビは吃驚して台座から距離を置く。
 「何か一瞬光った・・・・・・?
 しかも2か所から光が放たれた気が・・・・・・。」
 と僕は高台に設置された台座から放たれた
 光を見てその場にいた皆に向かってそう言った。
 「でも何が・・・・・・?
 一つはこの台座から放たれた気はするけど・・・。」
 とミスティアは驚きながら高台に設置された
 台座から放たれた光を見て
 その場にいた皆に向かって不思議そうにそう言った。
 「・・・・・・。」
 ピカノンは高台から光が放たれた方向を見て
 驚きのあまり言葉を失う。
 「・・・あれ?ピカノンちゃんどうしたの?」
 とミスティアは驚きのあまり言葉を失い
 その場に立ち尽くしているピカノンに向かって
 そう訪ねた。
 「いや、一瞬何かが光ったことについて
 なんですが・・・・・・カゲロウさんの持っている
 バッグからまだかすかに光が・・・・・・。」
 とピカノンはまだかすかに光を放っているカゲロウの
 持っているバッグを震えながら指差してそう言った。
 「えっ?俺のバッグから・・・?」
 とカゲロウはまだかすかに光を放っている
 バッグの中から光を放っている物を探し出す。
 「こ、これだ・・・もう1つ光っていたのは・・・・・・。」
 とカゲロウはそう言ってバッグの中から
 光を放っている物を取り出した。
 「そ、それは昨日アグノムからもらった宝石・・・。」
 と僕は光を放っている昨日アグノムからもらった宝石を
 見て驚きながらそう言った。
 「ああ、機能対話の時にシルバルトさんが
 見せてほしいって頼んできた・・・・・・。」
 とミスティアは淡い光を放っている
 アグノムからもらった宝石を見てそう言った。
 やがて宝石は光を放つのをやめた。
 「・・・ん・・・?」
 とカゲロウはさっきまで光を放っていた
 アグノムからもらった宝石を見てそう呟く。
 「どうしたの?カゲロウ・・・。」
 とワラビはさっきまで光を放っていた
 アグノムからもらった宝石を見て、不思議そうな
 顔をしているカゲロウに向かってそう言った。
 「何か・・・・・・光が収まったら昨日より宝石の
 内側の色が濃くなっている気がしてな・・・・・・。」
 とカゲロウはさっきまで光を放っていた
 アグノムからもらった
 宝石の内側の色を見てそう言った。
 「内側の色が・・・・・・?」
 と僕はそう言ってカゲロウが持っている
 宝石の内側の色をのぞき見た。
 「この台座にみんなで一緒に触れたらこの宝石が
 輝きだした・・・・・・。」
 とカゲロウはさっきまで光を放っていた
 アグノムからもらった宝石を見てそう言うと続けて、
 「一体この台座とこの宝石にはどんな秘密が
 あるんだろうか・・・・・・。」
 とカゲロウはさっきまで光を放っていた
 アグノムからもらった宝石と高台にある台座を
 交互に見てそう言った。
 「うーん・・・わからないけど・・・・・・、
 でもなんだかここまで登ってきた疲れが一気に
 放たれた光と一緒に吹っ飛んだ気がする!」
 とワラビは明るい表情で
 その場にいた皆に向かってそう言った。
 「そういえば・・・・・・さっきまでの足の疲れも
 何だか軽くなったような・・・・・・。」
 とピカノンはワラビに同調するようにそう言った。
 「ホントだ。これなら帰りもそんなに疲れ
 なさそうだ。」
 と僕はワラビとピカノンに同調するように
 笑顔でそう言ったのだった・・・。

                  その③に続く




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.