Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第22章 その③


   friend-名も無き物語-第22章 その③

  「!みんな!あっち!」
 とワラビは右側を見ると驚いた様子で
 その場にいたみんなに向かってそう言うと
 何かを指差した。
 「ん?」
 とカゲロウはワラビが指差した方を見る。
 そこには空に昇り始めた月に照らされた塔が
 そびえ立っていた。
 「塔があるな・・・・・・。」
 とカゲロウは月明かりに照らされた塔を見ると
 その場にいたみんなに向かってそう言った。
 「なんだろう・・・・・・何だか神秘的な雰囲気を
 感じるな・・・・・・。」
 と僕は月明かりに、照らされた塔を見ながら
 その場にいたみんなに向かってそう言った。
 「ええ・・・・・・月明かりに照らされて神秘的な
 感じがしますね。もしかしてあそこが・・・・・・。」
 とピカノンは月明かりに照らされた塔を見ながら
 その場にいたみんなに向かってそう言った。
 「見たところ他に道もなさそうだし・・・・・・きっと
 そうなんじゃないかな・・・・・・!」
 とワラビは月明かりに照らされた塔を見ながらその場にいた
 みんなに向かって微笑みながらそう言うと続けて、
 「みんな!早く行ってみようよ!」
 とワラビは月明かりに照らされた塔を見ながらその場にいた
 みんなに向かって微笑みながらそう言った。
 「ああ!」
 とカゲロウは月明かりに照らされた塔を見ながら
 その場にいたみんなに向かって微笑みながらそう言った。
 「行ってみましょ!」
 とミスティアは月明かりに照らされた、塔を見ながら
 笑顔でその場にいたみんなに向かってそう言った。
 僕達は月明かりに照らされた塔に近寄る。
 するとその月明かりに照らされた塔の入口の
 脇に看板があり、その看板に
 【月見塔】
 と書かれてあった。
 僕達は月見塔の入口から月見塔の内部に
 入ると上へと通じていると思われる
 階段が水晶で塞がれていた。
 よく見ると階段を塞いでいる水晶に
 【
 と書かれてあった。
 「何これ・・・・・・計算問題?」
 とワラビは水晶の前で首を傾げながら
 その場にいたみんなに向かってそう言った。
 「どうやら、どこかからヒントを見つけて、それ
 に応じた計算を解いていかないといけないみたい
 だね。」
 と僕は階段を塞いでいる水晶に書かれてあった
 事を読んだ後、水晶の前で首を傾げている
 ワラビに向かって優しくそう言った。
 「うーん・・・・・・流石にこれくらいの普通の足し算
 くらいは問題なくできるけど、これより上で
 難しい問題が出るとなぁ・・・・・・。」
 とワラビは難しい顔をすると
 僕に向かって口を尖らせてそう言った。
 「なんなら僕が解いていくことにしようか?
 数学や計算は割と得意な方だから。」
 と僕は水晶の前で難しい顔をして
 口を尖らせているワラビに向かって優しく
 微笑みながらそう言った。
 「それならぜひお願いするよ。」
 とワラビは微笑みながら
 僕に向かってそう言った。
 「わかった。頑張るよ。」
 と僕はワラビに向かって
 微笑みながらそう言ってきた。
 僕は階段を挟むように設置された
 2つの看板が気になったので調べて
 みることにした。
 階段からみて左側の看板には
 【=37】
 と書かれてあった。
 そして階段からみて右側の看板には
 【=63】
 と書かれてあった。
 僕達は謎を解きつつどんどん進んでいき、
 遂に月見塔の頂上に辿り着いた。
 「・・・・・・ここが・・・・・・頂上かな・・・・・・?」
 とワラビは辺りをキョロキョロ見回すと
 僕達に向かってそう言った。
 「みたいだな・・・・・・。」
 とカゲロウは辺りをキョロキョロ見回すと
 ワラビに向かってそう言った。
 「・・・・・・何だろう・・・・・・このあたたかいような、
 それでいて冷たいような、優しい風・・・。」
 とワラビは風に当たると
 僕達に向かってそう言った。
 「みんな!あれ見て!」
 とワラビは塔の端を指差すと
 僕達に向かってそう言った。
 「お・・・・・・おおっ・・・・・・!」
 とピカノンはワラビが指差した方を見て
 そう言うと息をのんだ。
 「これは・・・・・・。」
 と僕はワラビ指差した方を見て
 そう言うと息をのんだ。
 そこからは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月がよく見えた。
 「・・・なんて大きくてきれいな・・・月なの・・・・・・。」
 とワラビは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月を見ながらそう言うと息をのんだ。
 「本当だ・・・・・・これはすごいな・・・・・・。」
 とカゲロウは、夜空にぽっかり浮かんだ
 満月を見ながらそう言うと息をのんだ。
 「こんな綺麗な月、見た事ないなぁ・・・・・・。」
 と僕は夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと見つめながらそう言った。
 「これが・・・・・・シルバルトさんが言っていた
 とっておき、なんじゃないかしら・・・・・・。」
 とミスティアは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと見つめながらそう言った。
 「ええ・・・・・・きっとそうですよ・・・!」
 とピカノンは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと見つめながらそう言った。
 「・・・パパ・・・・・・わたしたちにこの月を見せたかった
 のね・・・。ホントきれい・・・・・・。」
 とワラビは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと見つめながらそう言った。
 「ええ・・・・・・シルバルトさんには感謝ですね。」
 とピカノンは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと見つめ、
 目を輝かせ微笑みながらそう言った。
 「・・・・・・こうやって夜風に当たりながら綺麗な月を
 眺めていると、ずっとこうしていたい気分に
 なるわね・・・・・・。」
 とミスティアは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと見つめながら笑顔でそう言った。
 「そうだな・・・・・・シルバルトさんも、初めてここに
 来た時は、ずっとここでこの月を眺めていたの
 かもしれないな・・・・・・。」
 とカゲロウは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと見つめながらそう言った。
 「パパ・・・・・・今わたし達は、かつてパパが眺めた
 のと同じ月を同じ場所で見ているのね・・・・・・。」
 とワラビは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと見つめながらそう言った。
 「・・・・・・・・・。」
 カゲロウは夜空にぽっかり浮かんだ
 満月をうっとりと黙って見つめていた。
 「・・・なあ、シルバルトさんはワラビの父さん
 なんだろ?」
 とカゲロウはワラビに向かって
 突然そう聞いてきたのだった・・・。

                  その④に続く




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