Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第24章 その②


   friend-名も無き物語-第24章 その②

  「だから今日はみんなの修行、僕達も手伝う事に
 したよ!」
 とエルストはカゲロウに向かって
 嬉しそうな笑顔でそう言ってきた。
 「勿論私もね!私も一緒に強くなりたいし、
 よければ私も皆さんのお仲間に加えてほしいん
 だけど、いいかな?」
 とセラムはカゲロウに向かって
 嬉しそうな笑顔でそう訪ねてきた。
 「おう、俺は一向にかまわないぞ。」
 とカゲロウはセラムとエルストの2匹に向かって
 嬉しそうな笑顔でそう言った。
 「仲間が増える分には楽しいしね。」
 と僕はセラムとエルストの2匹に向かって
 嬉しそうな笑顔でそう言った。
 「ありがとう!まだまだ未熟ですが精一杯
 頑張りますね!」
 とセラムはカゲロウに向かって
 嬉しそうな笑顔でそう言った。
 こうしてエルストとセラムの2匹が
 チームに加わった!!
 「はは、にぎやかで結構結構。」
 とシルバルトは僕達とセラム達を見ながら
 嬉しそうな笑顔でそう言うと続けて、
 「城の方には私から連絡を入れておくから、
 セラムちゃんもエルスト君も修行に付き合って
 やってくれ。」
 とシルバルトは僕達とセラム達に向かって
 優しく微笑みながらそう言った。
 「はい!」
 とエルストはシルバルトに向かって
 そう返事を返した。
 「みなさん、これからよろしくお願いしますね。」
 とセラムはカゲロウに向かって
 嬉しそうな笑顔でそう言った。
 「よし、じゃあ早速準備をし終わったら王城に
 行こう。確か王城の入口はセンターラインシティ
 の北西側にあったよな。」
 とカゲロウは僕達とセラム達に向かってそう訪ねた。
 僕達は準備を整えると早速王城に向かって出発した。
 王城に辿り着くと王城の入口で門番をしている
 兵士のイーブイが、
 「あっ、中に入ると早速試練の連戦が始まる
 から気を付けてくださいね。」
 と僕達に向かってそう忠告してきた。
 「・・・・・・だそうだ。ワラビ。連戦ということは
 途中で休憩もできないしメンバーも変えられない
 わけだが、準備は大丈夫か?」
 とカゲロウはワラビに向かってそう訪ねた。
 「うん!大丈夫だよ!」
 とワラビはカゲロウに向かって
 微笑みながらそう言った。
 「よし。じゃあ入るぞ。」
 とカゲロウはワラビに向かって
 微笑みながらそう言った。
 「・・・来ましたね。チーム『フレンディア』。
 ようこそ、『王族の城』へ。」
 僕達が王城の内部に入ると
 2匹の兵士のイーブイの内、
 右側のイーブイがそう言ってきた。
 「お話は伺っております。貴方達の修行、
 我々も協力いたしましょう。」
 と2匹の兵士のイーブイの内、
 左側のイーブイが僕達に向かってそう言った。
 「さあ!私達に貴方達の実力を見せて下さい!」
 と2匹の兵士のイーブイが僕達に向かってそう言うと
 僕達に向かって襲い掛かって来た!!
 かくして兵士のポケモン達との5連戦を
 僕達は全戦全勝した。
 「おおっ・・・・・・まさか5連戦で全員倒すとは・・・・・・
 これは素晴らしい!」
 と2匹の兵士のイーブイの内、
 右側のイーブイが僕達の活躍に
 目を見張りながらそう言ってきた。
 「お疲れさまでした!今回の試練は合格です!
 いま体力を回復致しますね!」
 と2匹の兵士のイーブイの内、
 左側のイーブイが僕達に向かってそう言うと
 僕達の体力を回復してくれた。
 「・・・さて、全員勝ち抜いたことで、あなた達には
 王のところへ行く資格を得ました。心の準備が
 出来次第この先の階段へお進みください。」
 と2匹の兵士のイーブイの内、
 右側のイーブイが僕達に
 うやうやしく一礼するとそう言ってきた。
 「(この大陸の王か・・・・・・一体どんなポケモン
 なんだろう・・・・・・。)」
 とカゲロウはそう思いながら階段へ向かう。
 「あれ?」
 と階段を登り切ったワラビは
 真正面の玉座を見て首をかしげながら
 そう言うと続けて、
 「玉座にはポケモンがいないよ?」
 とワラビは僕達の真正面にある
 無人の玉座を指差してそう言った。
 「本当だ・・・・・・周りにいるのは護衛と思われる
 兵士だけ・・・・・・どうしてだ?」
 とカゲロウは辺りをキョロキョロ見回すが
 玉座の近くにいるのは近衛兵と思われる
 2匹のイーブイしか見えなかった。
 ???
 「・・・・・・玉座の前まで来るがいい。」
 とどこからか異様に貫禄のある
 声が聞こえてきた。
 「!い、今声が・・・・・・。」
 とワラビは異様に貫禄のある声に
 驚いて辺りをキョロキョロ見回すが
 声の主は見当たらない。
 「脳内に直接・・・・・・。」
 とミスティアは異様に貫禄のある声に
 驚いてそう言った。
 「と、とりあえず行ってみましょう・・・!」
 とエルストは異様に貫禄のある声に
 驚きながらも僕達に向かってそう言ってきた。
 とりあえず僕達は異様に貫禄のある声に
 言われた玉座に近寄る。
 ???
 「・・・・・・そなたたちがあの探検隊か・・・。
 会えて嬉しいぞ。」
 僕達が無人の玉座に近寄るとまた
 異様に貫禄のある声が僕達の脳内に響いた。
 「こ、この声は・・・・・・どこから・・・・・・?」
 と僕は無人の玉座の辺りをキョロキョロ見回すが
 声の主は見当たらない。
 ???
 「・・・この声はそなた達の頭に直接送っている。
 そして私が、この城の主、即ち『王』だ。」
 と異様に貫禄のある声が僕達の脳内に
 そう語り掛けてきた。
 「あ、あなたが・・・・・・?」
 とセラムは驚きながら脳内に語り掛けてきた
 貫禄のある声に向かってそう言った。
 「でも・・・何故姿を現して下さらないのですか?」
 とカゲロウは脳内に語り掛けてきた
 貫禄のある声に向かって恐れ多くもそう訪ねた。
 「私の存在は、ごく一部のポケモンしか知らない。
 この城の者でも、私の正体を知っているのは
 ほんの数匹だ。」
 と王は僕達の脳内にそう語り掛けて
 来ると続けて、
 「ではなぜ姿を見せぬのか?それはいろいろと
 問題を避けるため・・・・・・と言うのが1番いいかも
 しれないな。」
 と王は僕達の脳内にそう語り掛けてきた。
 「問題?」
 とピカノンは脳内に語り掛けてきた
 王に向かって訝しげに
 そう訪ねたのだった・・・。

                  その③に続く




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