Nicotto Town


♞つぶやき♛


赤頭巾(閲覧注意)

私は父なし子 

実の父は狼だった 

狼は母を捨てていって私を生ませた 

狼は遊び人だがとても魅力的らしくて 

次々と女を泣かせた 

私はそんな狼に復讐させるために 

狼に泣かされた女達を集めて計画を進めていた 

ある日お母さんにお婆さんのお見舞いを任された 

向かう途中に知り合いの狩人と作戦を話していた 

その間に狼はお婆さんの家に行きお婆さんを食べてしまった 

しかしお婆さんは美味しくなかったらしく肉を残し 

残こった肉をテーブルの上に置いて 

お婆さんのナイトキャップをかぶってベッドに入った 

そして私はやっとお婆さんの家についた 

「こんにちはお婆さん 赤頭巾です」 

「おやおや赤頭巾よく来たね お入り」 

私は家に入った 

「お腹がすいただろ? 

そのテーブルにあるお肉とブドウ酒をお食べ」 

私は食べ始めた 

肉はドロリとし、ブドウ酒は生臭かったが我慢して食べきった 

「あー 美味しかったわ 

それはそうとお婆さんはお加減はどうかしら?」 

私はベッドに近づいて狼だとすぐ気づいた 

「なんて大きな腕をしてるの?」 

「お前を抱き締めるためさ」 

「なんて大きな耳をしてるの?」 

「お前の声がよく聞くためさ」 

「なんて大きな口をしてるの?」 

「お前を好きなだけ味わうためさ‼」 

狼は飛び起きて私に襲いかかり私の体をベッドに押さえつけた 

「ちょっと狼さん。ものには順序があるでしょ 

私、暴力的なのは嫌いなの。もっとムードを大切にして。」 

そう、私はもう子供じゃない女だからわかるの 

「お前…初めてじゃなかったのか 

まあいいさ そっちがその気ならせいぜい一緒に楽しもうぜ」 

狼はためらいながらも気分を変え、改めて襲いかかった 

その時狩人が狼の頭に銃口を突きつけた 

「見ていた通りよ狩人さん さっさと狼を打って」 

「待ってくれ!早まらないでくれ!」 

狼は必死になって命乞いをする 

「出来心なんだ!すまん許してくれ!」 

「じゃあお婆さんはどこ?」 

「そ、それは…」 

「あなたが食べちゃったんでしょ わかってるのよ」 

「知らない、知るもんか……!」 

「そうやっていつもしらばっくれてきたのね 

そうやってあんたは私のお母さんを孕ませて捨てた 

あのときお母さんを食べてしまえば良かったのかもしれないわ 

そうすれば私は生まれてことはなかったから」 

「な、何を言ってるんだ…」 

「私はあんたの娘! 

あんたはもう少しで実の娘を抱くところだったの!」 

「お前が娘?」 

「もう諦めるのね あなたは死ぬんだから」 

「本当に俺の娘ならあやまる! 

長い間ためた少しばかりの金がある! 

なんでもしてやる!本当に約束する!」 

「何言ってんのよ 

そんなのお母さんが妊娠した時に言う言葉だったわね 

もう遅いわよ 

それに私がお金なんかに惑わされるわけないでしょ? 

あんたなんかから一銭ももらいたくないわ 

さてと……もう出てきていいわよ‼」 

庭のあちこちから何人かの女達が出てきた 

女達は狼に怨みを抱えている 

「許してくれ! 俺が悪かった! 

実の父親をお前は殺せるのか?」 

「父親だなんて思ってないわ 

さっさと捨てて責任もとらない 

それが父親? ふざけないでよ」 

女達が狼を睨みつけた 

ズドンと狩人が狼を打ち刃物で狼の死体を引き裂いた 

女達はいっせいに喜んだ 

私は女達に言った 

「石を集めてきてちょうだい」 

「わかったわ」 

私は石を狼の腹に詰め込み、腹に糸を縫った 

これで私と女達の怨みははれた

アバター
2018/02/02 07:38
こんばんわ、またありがとう


女性は神様です^^
アバター
2018/01/31 21:27
チュンサンおもしろく、ぐろかった^^


女性は神様だ^^




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