3年半の恋愛もどきを終えて (前編)
- カテゴリ:日記
- 2020/03/18 03:42:41
さて、また長い文になりそうだけど書くよ…。
前の職場の、2016年秋から続いた恋愛になるのかならないのかみたいな、
くだらない茶番劇を終えたので、その経緯とか僕の考えを書いてみる。
対象の女のコをXさんとする。
Xさんはまずほとんどのことを説明してくれなかったので、
すべて僕の推測の話になる。
●概要
結局のところ、
Xさんは僕が奇形持ちであることの事実が受け入れられなかったのだ。
そして、それを理由に僕を断るということができず、
なんとなく噛み合わずに関係が遠のいていく「自然消滅」を望んだようだ。
それでXさんは僕を好きでいるという体裁を取り続けた結果、
僕は受けた気持ちを必ず返さなければいけないという義理堅さから、
どちらも引き下がらなかったため、この恋愛もどきの茶番劇は泥沼化し、
恋愛感情を最優先に生きる星回りの僕は、地獄を味わうことになった。
まあ自然消滅というのはよくある事例としても。
僕の心に対しては、原発事故並みの強烈なダメージがあった。
最初から答えは出ていたのだ。
それなのに3年もかけて答えがわからないフリをしていたのだ。
女神のようななりをして、悪魔の所業だと思ったよ…。
僕は、女性が子供をつくれない人生に追い込まれたりしないように、
正直に話して、時間も無駄にしたりしないように、
奇形があることを伝えて、フラれることを前提にしていて、
勇気をふりしぼって声をかけたり話を考えたりしていたのに。
ただ断られるだけじゃなくて、
3年以上も人生の時間をぶっつぶされる苦しみを負わされるのはどうしてなんだよ…。
僕が女性に嫌がらせをしていて、その報いだというのなら仕方ないけど。
じゃあ僕はどうしたらよかったんだよ。
僕が何も言わなかったなら、Xさんも僕に対して好きです興味あるんですアピール続けてたと思う。
そのアピールを無視したらそれはそれで僕が悪いってことにされるんだろうし。
僕を断るのはかまわない。
それはごくふつーの反応だから。
だけど3年もだましつづけるのは人間の所業ではない…。
それをこれから書くんだよ。
(なんとこれが前置きである)
●奇形の足を受け入れられないこと
遺伝子的な異常が受け入れられないのは納得してる。
それはみんなそう。
僕でさえ、女性に子供が産めない遺伝子レベルの異常がある人だったなら、
その人を恋愛対象としない可能性が高い。
だから僕の異常を受け入れてくださいというのはかなり無理な相談なのだ。
とくに、いいお母さんになりそうな女性ほど
この異常に対する拒絶反応は強烈になる。
そして僕は、いいお母さんになりそうな人を好む傾向がある。
(胸を盛るとか◯ックスアピールすることしかできないくず女は
僕の中では評価は1点も上がっていない)
…というわけで僕が好きになった人から拒絶されるのは
わりと自然な結果になる。
●職場の女性どもが嫌いであること
ついで書くけど。
今も過去も、職場の女性どもから、執着されるように興味もたれることがよくある。
これは既婚・未婚を問わないようである。
既婚女性に興味を持たれるのはよくわからないけど。
(僕をペットにでもしたいのか?)
僕が人に興味を持つのはまれで、だいたいこーゆうのウザいとしか思わない。
過去の職場でも、僕の目の前の席で、1日中、とくに目的もなく立ったり座ったりを繰り返す人もいたけど。
ほんと女性のがんばることって「気色わるい」
●心を折るということ
過去や現在の恋愛対象のコについての話に戻す。
僕の腕をポーン!とたたいて明るい笑顔をふりまいた年下の女のコとか。
Xさんよりもずっと会話がたのしくて夫婦漫才のようにボケ・ツッコミを交わした女の子とか。
(「っておいいいw」ってお互い言うかんじ)
Xさんよりも僕よりもずっと仕事が早くて正義感の強い女性とか。
病弱で誰よりも死にそうなのによく「死ね~」って言ってた人とか。
コンビニで1人でせっせと働き、僕にだけ満面の笑みで接客してくれた中国人のコとか。
(これは過去にも書いたやつ)
他にもあるけど。
Xさんより魅力をたくさんかんじる人たちだった。
全部断られたけど。
はっきり断られたのは2~3人かな?
仕事辞められちゃったりで連絡つかなくなった人もあるけど。
みんないい人たちだったし、
突然うまくいかなくなったときは理解に苦しんだし、
だめだとわかったときは涙が止まらないこともあった。
だけど、今回のXさんの僕の心の折り方は、
これまでのどれよりも、人生で一番エグいと思ったよ…。
まず、2016年秋にXさんが「メールしますね」と言って返信しなかった時点で、
僕はあきらめていた。
いつメールくるんだろうとずっとたのしみにしてたけど、
3~4日間も音沙汰がなく、ダメだったとあきらめて泣いた気がする。
僕の足の異常はわかるようにしておいたし、それが原因だとね。
これで終わっていればいつも通りだった。
これで終わらなかったから泥沼の地獄の責苦を味わうことになったのだ。
Xさんは、足の異常をもって人を拒否するような差別人間と思われたくなかったのか、
仕事の合間に僕に恋愛的な視線を送るという立ち振る舞いを続けた。
ふと立ち尽くしては、僕とアイコンタクトを取って見つめ合う、みたいなことが連日続いた。
僕はこれをどう解釈すればいいのかすごく迷った。
今でも思うけど、どう解釈すればよかったんだ??
「メールするね」と言ってメールは返信してこない。
でも連日じとーっとずっと見つめてくる。
①僕を受け入れられなかったけど、ゴメンナサイが言えない人なのか。
②僕のことを好きだけど、受験中だから恋愛できないと考えたのか。
③その他理由があるのか。
①の可能性が高いと思ったけど、
みんなが座って仕事しているコールセンターで、
わざわざ1人立ち尽くして僕と見つめ合ったりする必要性がわからなかった。
②の可能性も考えたけど、
まったくメールの返信もせず僕があきらめた場合、
2人の関係は崩壊し僕が他の女性と恋愛する可能性があり、
好きなのにそんなリスクをとるのか、よくわからなかった。
結局よくわからないままで、
もしXさんが僕を待っているような人なら、
僕は裏切り者にはなりたくなかったので、
2017年4月に再度、Xさんと直接話そうと決めた。
正直、この時点でかなり心はしんどかった。
もう心は一度バラバラに砕けてて、それを拾い集めて、
接着剤でくっつけて、ぶざまだけど形をととのえて、
ギリギリの勇気をふりしぼって、話しかける状態だったから。
話しかけるタイミングをつくるのも難しい。
できれば2人きりになれる瞬間と場所がほしい。
でもふと2人ですれ違っても言葉が出ずに通り過ぎてしまうこともある。
考えた通りに進行なんてしないけど、話すしかなかった。
そうやって、やっとの思いで階段の踊り場で話しかけたのだ。
その時のすこし怒ったかんじのXさんの目つきは今でも忘れない。
僕は直接聞いた。
「Xさんが結婚しているとか、他の方と付き合っているとか、僕と交流できない事情があるなら構いません。僕とは交流できないということでいいですか?」
Xさんは
「じゃあメール交換します。でも誰とも恋愛はしません」
と言う。
僕と関わりたくないのなら、
なぜ連日じーっと見つめてくるのだろう?
なぜメアドは交換するのだろう?
例えば、ストーカー気質の男性がいたとして、その人とメアド交換しようとする女性がいるかな?
余計わからなくなった。
そしてこの後も連日じーっと見つめ合う日々は続くのだ。
踏み壊されてバラバラになった心をつなぎ直し、
また踏み壊されてバラバラになって、またつなぎ直す。
そーゆー人の心の折り方は今までの誰よりもエグいものだったよ…。
(後編へつづく)