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雲仙普賢岳祈りの日

●雲仙普賢岳祈りの日
1991年(平成3年)6月3日、雲仙普賢岳で大火砕流が発生しました。
 この噴火活動は、現在の平成新山を形成し ました。
 地質学上の調査で推定される現象でしかなかった火砕流が、世界で初めて鮮明な映像として記録された火山としても有名です。
 雲 仙・普賢岳の大火砕流災害で避難勧告地区内で警戒中の消防団員、警察官、取材中の報道関係者等が巻き込まれ、死者40人、行方不明3人という犠牲者が出ま した。
 この犠牲者を追悼するために1998年(平成10年)長崎県島原市が制定しました。

 この災害の防災活動については、前 兆現象が観測されていたため事前に対策会議が開かれており関係機関の関係はおおむね良好でした。
 特に長崎県、島原市、島原に観測所を持つ九州大 学と被災者救助のために派遣された陸上自衛隊(第16普通科連隊など)との関係はきわめて緊密でした。
 報道、学術、防災機関のすべてが火砕流で 犠牲になったため、当時唯一火山近傍で行動できる能力を保有していた自衛隊への期待は高く、自衛隊も救援活動のため九州大学などの指導を受けつつ協同で火 山観測を行いました。 
 その成果を関係機関及び地元住民への24時間のリアルタイムな情報提供したことで、民心の安定と復旧作業の進展および火 山研究に大きく貢献したそうです。
 自衛隊は火山観測と地元に対する支援のシンボルとして以降1995年 12月まで1,653日間(史上最長)にもわたり災害派遣を継続したそうです。

 さて、雲仙普賢岳は、長崎県の島原半島中央部にある火 山。広義では普賢岳、国見岳、妙見岳の三峰、野岳、九千部岳、矢岳、高岩山、絹笠山の五岳からなる山体の総称です。。
 「三峰五岳の雲仙岳」とも よばれています。
 狭義ではいわゆる「三峰五岳」のうちの「三峰」を指すこともあるそうです。




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