大晦日(大晦)
- カテゴリ:日記
- 2010/12/31 07:06:52
大晦日(大晦)
12月31日は、大晦日です。1年の終りの日です。
1月から11月までの月末は晦日といい、12月だけは大晦日というそうで
す。
大晦日といえば、年越し蕎麦ですが、年越し蕎麦を食べる習慣は江戸時代中
期から始ったものだそうです。
これは、元々月末の晦日に蕎麦を食べる習慣があったのですが、大晦日のみ
にその習慣が残ったものとされています。
月末に蕎麦をたべる習慣が残ったのは、金箔職人が飛び散った金箔を集める
のに蕎麦粉を使ったことからで、年越し蕎麦を残すと翌年金運に恵まれないと
言われ、一種の縁起を担いだことからのようです。
除夜の鐘は108回撞かれます。
108は、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに苦楽・不苦・不楽が
あって18類、この18類それぞれに浄・染があって36類、この36類を前
世・今世・来世の三世に配当して108になるそうです。
これは人間の煩悩の数を表すとされています。
他には、月の数12、二十四節気の数24、七十二候の数72を足した数が108とな
り、1年間を表しているとの説もあります。
一年の締めくくりの日で、かつては暮れの支払日となっていた時期もありま
す。