国際親善デー
- カテゴリ:日記
- 2013/05/19 21:02:51
●国際親善デー
5月18日は、国際親善デーです。1899年5月18日、オランダのハーグで、ロシア皇帝ニコライ2世が「戦争状態における無意味な攻撃や被害を避けるための戦時国際法の成立と各国の軍備縮小を目指し、国際紛争平和的処理条約を提唱しました。
そして、オランダ外相の招きに応じ、各国の法律家・外交官・陸海軍首脳など代表101名がハーグに集まります。
このとき、オランダのハーグで第1回平和会議が26カ国の参加により開催されました。
国際紛争平和的処理条約では、 国際紛争を調停する常設仲裁機関(ハーグ仲裁裁判所)の設置に関する条約と各国が戦争中に不必要な犠牲をこうむらないように戦争手段や戦争法規の変更をもとめた2つの条約を締結しました。
この2つの条約の補足として5年間有効の3つの宣言(毒ガス散布の禁止、ダムダム弾の使用禁止、気球等による空からの爆撃の禁止)を発表されました。
世界平和においては、好ましい条約ではありましたが、軍縮と国際紛争の強制的仲裁については合意に達しませんでした。
これを記念して、5月18日が国際親善デーとなりました。