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クリスマス・イブ


クリスマス・イブ
 12月24日は、キリスト降誕の前夜祭です。
 一般に、キリスト教の祭礼のひとつですが、日本では宗教とは関係なく年中行事のようになっています。
 この日が近づくと、デパートや商店街、一般家庭でもクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスプレゼントを用意するなど、クリスマスムードが一気に盛り上がります。

 さて、クリスマス・イヴとは、クリスマスの前日を指す英語の音訳です。
 もともとイヴは「evening」と同じ意味から由来しましたが、現在ではクリスマスの前日全体を指しています。
 日常会話では単に「イヴ」と呼ばれることが多い。

 なお、ユダヤ暦では、日没をもって日付の変り目としていたので、クリスマス・イヴは既にクリスマスである、という解釈も可能な事もあるためか、教会によっては、クリスマ
スイヴの日没からクリスマスを起算する場合があるそうです。
 一般的には、クリスマスの真夜中にミサを行うそうです。

 さて、クリスマス・イヴといえば、サンタクロースですが、 サンタクロースは、クリスマスにやってくるとされている太っちょのおじいさん。通常クリスマスイブの夜に、トナカイのソリに乗ってやってくるとされています。
 
 サンタクロースの起源は、4世紀頃の東ローマ帝国小アジアの司教で、キリスト教の教父であった聖ニコラウス(ミラのニコラオス)の伝説だといわれています。
 「三人の娘を結婚させるお金のない父親の嘆きをたまたま聞いたニコラウスは、気の毒に思って、夜になってからその家に金塊(財布の説もある)を三つ投げ込んだところ、そ
れが靴下の中に入った」という伝説があります。
 靴下の中にプレゼントを入れる風習は、この伝説によるものだと思われます。

 ニコラウスはカトリック教会や東方正教会で聖人として列聖されており、「聖(セント)・ニコラウス」という呼称が使われます。
 これをオランダ語にすると「シンタクラース」であり、17世紀にオランダから、アメリカに植民したことが縁で、サンタクロースの語源となりました。

 現在のサンタクロースの赤い服などのイメージは、もともとカトリック教会の祭服の色に由来すると言われています。
 が、他にも、1931年にコカ・コーラ社が自社のコーポレートカラーである赤と白に合ったサンタクロースを宣伝キャラクターとして起用、画家のハッドン・サンドブロムに
依頼して描かせたことで世界中に広まったとされ、多くのメディアによってこの逸話が紹介されてきました。




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