Nicotto Town


小説日記。


ドラ映画が好き




最近映画をちょこちょこ見るのですが、中でもドラえもんの映画が大好きです。
小さい頃は毎週ツタヤに行ってドラえもんの古い映画を借りて毎日毎日観てました。
たぶん幼少期から小学校卒業までの情緒は全部ドラ映画で得た。
そしてわたしの創作人生にも大きく関わってたりします。

個人的なランキングは、
1位 パラレル西遊記
2位 ワンニャン時空伝
5位 太陽王伝説・新魔界大冒険・ふしぎ風使い・ドラビアンナイト

です。
5位の四つは同じくらい好きすぎて選べない……

1位のパラレル西遊記は堂々のって感じで、本当に1番大好きなドラ映画です。
パラレル西遊記の凄いところは、原作が無いこともさる事ながらドラ映画の特徴とも言える「オリジナルキャラクター」が一切登場しないこと。
「危険が危ない!」っていうかの有名なセリフを生み出した名作でもあるのですが、登場人物全てが『西遊記』から選ばれているんですよね。
面白いです。
そして古い映画ならではの恐怖感もあって、先生が妖怪に変身したりのび太の母親が足元だけのカットで階段をゆっくり上がってくるシーンはトラウマ。
ラストシーンで紅孩児のリンレイが、母親の羅刹女に向かって「母さん、もうやめてよ!」って叫ぶシーンでは目頭がいつも熱くなります。
火焔山に乗り込むシーンで流れる曲が大好きです。

さらに特徴的なのは、このパラレル西遊記、悪役は改心せず殺されてしまうんですよね。
昔のドラ映画ならではだな、と思います。
紅孩児であるリンレイの両親、牛魔王と羅刹女は彼の目の前でドラえもん一行に殺害されてしまうんです。
どちらが悪か、正義か、分からなくなります。
大きくなってから見て、なんだか考えさせられました。

そして最後のジャイアンの台詞が凄く好きです。
最初は、劇で自分が悟空じゃなきゃ嫌だと大威張りしていた彼ですが、最後にはのび太が悟空に選ばれたことを認め、のび太が「僕、実は……」とリンレイと玄奘に自分の正体を明かそうとするのですが、ジャイアンが「お前は、孫悟空だよ」と堂々と言うシーンがたまらない。

パラレル西遊記は今の中国妖怪スキーに多大なる影響をもたらしてたりします('、3)_ヽ)_
ドラ映画罪深い……


次にワンニャン時空伝。
この作品では林原めぐみさんの演じるイチ(ハチ)が可愛いっていうのも醍醐味なんですが、タイムトラベル作品としてもとても優秀だと思います。
1000年の時を越えてのび太とイチが再会するシーンは涙なしでは見られないです。
何回見ても大号泣する。
確か初めて見たの、小学生だけど、思い出補正なんかじゃなかった。すんごい泣いた。

のび太とイチが水没しちゃったとき、スネ夫の「もうだめだ、二人とも泳げないんだよ!(うろ覚え)」って台詞でなんかいつも目頭が熱く……

結末を知ってるから、途中から既に泣いてるんですけど、最初に見たときすら自分でも引くほど泣いたのをよく覚えてます。
それはふしぎ風使いでも同じでした。

まさか、ドラ映画で主要キャラクターが死んじゃうなんて思わなかった。

だからふしぎ風使いでは余計に泣いたんだと思います。
だって、のび太が本当に可愛そうで。
これも成長と捉えるのでしょうが、幼心に初めて見たとき、あんまりだと思いました。
エンディングロールでもゆずの主題歌と相まってずっと涙が止まらなかった。

でもこの作品、スネ夫が大活躍なんですよね。だから凄く好きです。


魔界大冒険は新になったほうが好きです。
リメイク版にも関わらず、本家にものすごく忠実なうえに、本家で結局どうなったか分からなかったメデューサの最期も描かれていたし、個人的に凄く好き。
そんでもってしずかちゃんが鼻血出るほど可愛い。
合法的に小学校の女の子のパンチラが見たいならとてもおすすめです。

この作品の主題歌もとっても好きです。美代子さんと母親の別れが描かれたラストシーンでこの曲が流れた瞬間、勝手に涙が溢れてしました。
ドラえもん映画ってなんで勝手に涙が出るんだろう。


ちょっと遡って太陽王伝説。
この作品は緒方恵美さんがCVをしているのび太に瓜二つの王子様がとても好きです。
現代のカップ麺が好きなのが可愛い。
ラストはまるで少女漫画みたいな展開でしたが嫌いじゃない。
むしろ好きだ。

ドラビアンナイトはかなり古い作品ですが、これは思い出深い作品です。
たぶんビデオテープがすり切れるほど借りて観た。なんかものすごい好きだった。
さすがに思い出補正かかってて、改めて大きくなってから観たら、ここちょっと……という場面はあれどやっぱり好きだなあ……
衝撃的なのはしずかちゃんが奴隷として鎖に繋がれて奴隷商人に砂漠を歩かされているシーン。
今じゃ絶対にありえない…………ありがとうございます。


うん。すっごい長い。
ドラ映画大好きです。そしてドラ映画って、なにげにケモの宝庫なんだよなあ……。
ケモに目覚めたのドラ映画のせいかもしれない。
ケモ耳尻尾とケモナーの違いを学んだのももちろんドラ映画。しっかり区別されてるから、ドラ映画本当に罪深い……。

だから、ドラえもんズが公式から、「無かったこと」にされてしまったのが、やるせなくてつらくて、生きるのが悲しい。
だって今の子、「親友テレカ」知らないんでしょ?なにそれ……美味しいの?

大好きで大ファンだったジャンルが、ある日突然公式から「無かったこと」にされる気持ちが君にわかるかい。
分からないでしょうねぇ…………


身近にドラえもん観てる人少なくて悲しい。
死ぬほど語りたい。




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