Nicotto Town



みしのたくかにと 2


 へんなの、と、おうじさまは思いました。それはそうです。はんたいによんでいたのですから。
「いなれしもかおがさあ、いなれしもかかいす、みしのたくかにと」

 それからなん日かたったある日のこと、その日は、朝から八人もの先生が、いれかわりたちかわりやってきました。そろそろ、王さまとお妃さまのおかえりになる日が近づいたので、大臣も先生たちも、それはいっしょうけんめいでした。

……

ほうりつの先生にどなられ、れきしの先生にしかられました。
……
大臣までが、こごとをいいました。

 ですから、やっと夕食の時間になったとき、王子さまはすっかりくたびれていました。
なんだかむしゃくしゃして、みょうにさびしい気持ちでした。ごはんもほしくありませんでした。
 そして、テーブルについて、またさらいっぱいのにんじんを見たとき、パチン! なにかが、王子さまの中ではれつしました。

「にんじんはきらいだッ! もうごはんなかいらないッ!」

つづき みしのたくかにと 3 引用
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=452359&aid=13112723

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2010/04/17 23:27
そうこたえたかww
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2010/04/17 17:38
とうとう、その夜はごはんを食べずにおやすみになりました。
……
つぎのあさも……
こまりはてた、りょうりばんや大臣たちは、「王子さま、いったいなにならめしあがっていただけますか? 王子さまのおっしゃるものなら、なんでもおつくりいたします」

「いなれしもかおがさあ、いなれしもかかいす、みしのたくかにと」
 王子さまは、自分でも知らないまにこうこたえていました。
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2010/04/17 14:12
にんじんきらいなの?
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2010/04/17 10:55
いえ✿
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2010/04/17 10:54
>RIP@シーモ さん
ステプ サンキュー
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2010/04/17 10:44
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