昭和女子挨拶ことばの驚くべき継承について
- カテゴリ:勉強
- 2015/11/18 20:09:00
今をときめく若手女優、高畑充希(みつき)と有村架純が出ているyou-tube動画を何気なく見始めた。
https://www.youtube.com/watch?v=ozuWitBxKAM
開始10秒目で、驚くべき二人の挨拶のことばを聞いた。
有村:「ヤッホー(手を振りながら)」
高畑:「ヤッホー」
何と!
現在20代前半の女子も、相手と会った時に、ヤッホー、と挨拶することを、驚異の念を以て知ったオレであった。
今日の今日までのオレの認識は、ヤッホーという女子挨拶の継承は、吉永小百合世代、つまり、70代前後の昭和女性を以て途絶した、というものであった。
10年ほど前、オレが東北に来てまだ本業だけでは食えない頃、某○ーソンでバイトをしていた。その女性店長が当時60歳前半だった。店長は、たまに店にやってくる同級生の女性に、必ず、ヤッホーと挨拶し、相手もヤッホーと返していた。
当時、オレとシフトが同じだった主婦(30代)店員は、ふたりがいなくなると必ず大爆笑して、「ヤッホーウケルー」と腹を抱えた。
この事実から、オレはこう推測してしまった。
『そうだ、ヤッホーという女子友人同士の挨拶は、昭和30年代に青春を過ごした人々で終わったのだ。だから、この主婦店員は、こんなに面白がるんだ』
しかし、2015有村高畑ヤッホーの件から、オレの推測は明らかな誤りであることが判明、オレは分析を急ぎ、重大な過失に気付いた。
*過失~主婦店員が、バリバリの元ヤンキーであった事実を、オレは軽視していた。ヤンキーは、まちがっても、ヤンキー仲間に、ヤッホーなんて挨拶は飛ばさないだろう。ゆえに、いかにも女子らしいヤッホーが、笑えて仕方なかったのではないか。
*検証その1~オレは東北の南に住んでいるが、今まで、○ーソンの店長以外に、ヤッホーと挨拶する女子の掛け声、つまり生ヤッホーを聞いたことがない。しかし、場所が駅周辺やデパートスーパーコンビニ等に限られるので、「東北の若い女子はヤッホーとあまり挨拶しない」と結論付けることは不可能である。
*その2~そこで視点を変えて、オレは、高畑と有村の出身県に注目した。高畑は大阪、有村は兵庫。ひょっとすると、関西方面で、より強く女子ヤッホー文化が存続しているのかもしれないが、断定はできかねる。
挨拶、ヤッホーの語源
http://0-yansnews.blog.so-net.ne.jp/2014-02-13-2
では、登山仲間がヤッホーと挨拶したのが始まりとされている。しかし、学生時代、オレはかなりの山男だったが、ヤッホーなんて挨拶は一度もしたことがない。
*オレの仮説~昭和30年代、みんなで歌を歌う、うたごえ喫茶という場所が大流行して、その当時のスターが、吉永小百合だった。彼女がヤッホーと言ったかどうかは不明だが、うたごえ喫茶では、山の歌も盛んに歌われたに違いない。そのあたりから、ヤッホーが流行り出し、いつしか女子の挨拶に定着、50年の歳月を経て今日に生き残っているのではないか。しかし、依然として、何故、山用語のヤッホーが女子語に転じたかは不明である。
*みなさんの情報をお待ちしております。
日常語という感覚はないですね^^;
無理な言葉。
とかは、主に漫画の中で見るような・・・
メールの冒頭挨拶ではよく使ってましたね(^^)
ヤッホー使ってる子いますね
使ってるときもありますよ
チャットでは「やほほー」と挨拶で使いますがリアでは使うかな?どうかな?
こだまを響かせる時はやはり「ヤッホー」なのか???
でも私の友達で、ヤッホーを挨拶にする女性はいません(汗)
(もちろん、昭和生まれです)
今の若い子が、ヤッホーを挨拶にしているのは、何だかうれしいですね♬