Nicotto Town


風花のひとりごと


TRPGとは・・・

というわけで、TRPG関係の内容を書くということで始まりましたが。
そもそもTRPGって何? という人のために少し説明を。

RPGというとロールプレイングゲーム。有名どころではドラゴンクエストとかファイナルファンタジー、あるいはテイルズシリーズだったりワイルドアームズ、いやいや聖剣伝説だとかサガシリーズだとか。人によってはウィザードリィとか女神転生なんかが思い浮かぶかも。いろいろなコンピュータRPGがありますね。

TRPGは、このロールプレイングゲームの頭に「T」が付いたものです。
このTが何かというと「Tabletalk」。テーブルを囲んだおしゃべりですね。
つまり、RPGをテーブルゲームとして遊ぶものです。

ゲームとしての成り立ちはコンピュータRPGよりもTRPGの方が古いため、正確にはTRPGをコンピュータで遊べるように作ったのがコンピュータRPGだということになりますが。

コンピュータRPGはゲーム機とソフトを買ってくれば一人で気軽に遊べますが、TRPGはテーブルゲームなので、何人か集まって一緒に遊びます。
人生ゲームとかモノポリー、あるいは麻雀とかみたいなもんです。

まず、ホビーショップや書店などで売られているゲームのルールブックを買ってきます。
いろんなルールブックが出版されています。
コンピュータRPGでいうドラクエやFFを買ってくるようなモンです。
そのルールブックには動かすキャラの「ちから」「すばやさ」などの数値の決め方から、攻撃方法や「周囲を調べる」などの処理方法、敵を倒したりイベントをクリアしたときの経験値の決め方などがこと細かく書かれています。
そして、書き切れていないことは審判役が自己裁量で決めてくれ、みたいなことも書かれています(笑

それと共に、たいていの場合は実際のゲームに使うシナリオが数本入っています。
と言っても、コンピュータRPGの「魔王を倒す」みたいな時間もかかって壮大なものではなく、小さな洞窟に住み着いてしまった魔物を退治して欲しいとかいうくらいの、コンピュータRPGではささいな1イベントに当たるようなものがほとんどですが。

実際のゲームプレイにはこの「シナリオ」が不可欠で、これはルールブックに収録されていたり、別途「シナリオ集」が出版されているのでそれを購入したり、あるいは友人が作ったのを使わせて貰ったり、自分で作ったりします。
自分で作ったのを使う場合は、自分が審判役になることが多いです。

プレイは、審判役を一人決め、残りは全員プレイヤーとなります。
プレイヤーはシナリオに設定されているクリア条件を達成するために、それぞれ自分が操るキャラクターを動かします。
審判役はその結果がどうなったかをシナリオ内容に沿って判断し、プレイヤーに伝えます。
この繰り返しでゲームは進んでいきます。



こう書くと、なんかごちゃごちゃめんどくさそうと思うかもしれません。
一度やってみると、そうでもないと感じる・・・と思うのですが。
なかなか言葉で説明するのが難しいのですよ。
そのため、実際のプレイの様子を文字に起こした「リプレイ」というものも出版されていたりします。
興味があれば、書店で探してみてもいいかも。
国内ではグループSNEやF.E.A.R.という会社なんかがこのゲームを数多く出しています。
出版社としては富士見書房というところから出てるのが多いですね。




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