先週の30日金曜日デイケアへ行った。デイケアとは精神病院のリハビリ施設のようなものである。前にいったのが、7月2日だからほぼ1カ月。

デイケアでいつも病院内の喫茶店でお茶をする仲のいい女性患者の人がその日は珍しく出てこなかった。病院の集合住宅に電話してみると、その週は一人暮らしのための研修みたいなのがあったとのことである。その人によるとその人はとても一人暮らしは無理で、病院の施設にいられなくなったら、そのまま老人ホームへ行くとのこと。極消極的な話だ。僕もわからんでもない。でもそんな金があるのかと聞くと、案外行けるものらしい。本当は分かったものじゃないが。

その人が休みなので寂しい思いをしていると午後から小学生のボランティアの人たちと高校生の体験学習の人たちが来てくれるとのこと。嬉しい。火曜日から小学生の人達はきていてくれたそう。火木金とのこと、火曜日から行ったらよかった。去年も楽しかったもんな。

食事をとっておかずの中に肉類が全然ない。これも事業仕分けか？

午後ミュージックグランド部に二人の小学六年生の女の子と、高校生の女の子一人が入ってくれる。張り切って大声で歌う。気持ちがいい。小学生の人と高校生の人にはさまれてほんといいきもち。向こうの人も気持ち良く歌いながら僕の歌を感心して聞いてくれる。ある時は音程の高低をはっきりさせて強調してうたい。ある時は中音域を地味にしかし、リズムを正確にとって歌う。キーボードを担当する音楽短大へ入ったことのある女性の患者さんがありがとうと言ってくれる。担当の女性スタッフのひともニコニコ笑っている。小学生の女の子は大喜び、高校生の女の子も感心してくれる。嬉しいなぁ。幸せだなぁ。

毎日の辛いバイオリンの練習の成果がでたなぁ。メトロノームで正確なリズム感がついた。

その日はデイケアの掃除当番だったがそれもなんのその。帰りに歯医者で麻酔を打たれ欠けた奥歯を削られたが全然痛くなかった。最後に美容院によってカットシャンプーをしてもらった。

いい一日でした。