甲斐に住む影のお話。※戦国BASARA小説※
- カテゴリ:自作小説
- 2011/11/23 22:46:40
戦国BASARAが好きすぎて妄想が膨らみ、抑えきれなくなった結果がこれだよ!!
駄作、gdgd、キャラ崩壊注意
文がめちゃくちゃなのはしってます、悪口やめてください^p^
真田主従(真田幸村、猿飛佐助)のお話。
よくわかんない目線かな、うん←
では、どうぞ
………………………
昔々、あるところに
1人ぼっちの男の子がいました。
父親は戦で亡くなり、母親は敵に殺されました。
兄弟もいなく、1人でずっと生きて行きました。
そんなある日、1人の男の人に会いました。
その男の人の傍らには、女の子がいました。
男の人は「強くなりたい?」と男の子に聞きました。
男の子は悩みました。
俺が強くなれば、親の仇がとれるかもしれない。
でも、強くなると戦に出されてしまう、怖い。
そんな2つの思いがありました。
そんな様子をみて、男の人は「大丈夫だよ、強くなれば」と笑顔で言ったのです。
その男の人の目を見て、男の子は「強くなりたいです」と言った。
数年後…
男の子も女の子も強くなっていきました。
その男の人は、昔忍びをやっていて、長も務めていたほどの実力者でした。
女の子の名は゛かすが゛。
金髪で少しツンとした性格だった。
そして…男の子の名前は゛猿飛佐助゛。
無口で、感情を表に出さない子でした。
そんな2人を見て、男の人は「これだったらどこかに仕えても大丈夫だろう」と言った。
かすがは喜んだが、佐助は素直に喜べなかった。
戦に出ると言う事は゛死゛と紙一重。怖かった。
でも男の人は「大丈夫だ」と笑った。
そして…佐助は武田軍に入る事になった。
――――――――――――――――――――――――――
「初めまして、猿飛佐助です…」
大きな部屋、その前には真っ赤で大きな゛甲斐の虎゛
そう、武田信玄がいる。
そこで自己紹介をしていた。
「ふむ…良い名じゃな」
「そんなことありません…」
「…そうか、それじゃあ。お前の主を…」
佐助は驚いた。
主は武田信玄じゃなかったのか…と。
「え…」
「幸村じゃ。」
「それがしは、真田幸村でござる!」
明らかに自分より年下で、まだ少し幼い主。
思わず目を見開いた。
「貴殿がそれがしの忍びか、よろしく頼むぞ」
健康的な白い歯を見せながら笑う。
「…はい」
純真無垢な笑顔。
そんな笑顔を見せられたら、つき従うしかない、と佐助は思った。
仕えてから数カ月。
「…」
特に仕事もなく、庭の大きな木の上で昼寝をしていた。
だが、最近気になる事があった。
主の様子がおかしい。
食欲はないし、夜もあまり眠れていない様子。
何があったんだろう…。
すると、したから主の声が聞こえた。
「佐助!佐助!佐助はどこだ!」
大きな声で佐助を探す。
「なんですか、幸村様」
木の上から呼びかけると、主はパァッと表情を明るくし、佐助を見た。
「佐助!そんな所におったのか!」
ててて、と木の真下に来る。何かあったのだろうか。
「佐助、何故笑わないのだ?」
「…え?」
相手の発言に、思わずキョトンとしてしまった。
「笑う、と…?」
「ここへ来てから一度も笑ったところを見たことがないでござる」
「…」
男の人に言われたことを思い出した。
―忍びは感情を持ってはいけない。
「佐助?」
「あ、いや…」
返答に困る。
すると幸村はシュンとした表情で佐助を見た。
「佐助は、それがしの事が嫌いか…?」
「…!」
嫌い…?
そんな事、考えた事もなかった。
何も思っていない。ただ゛主゛としか思っていなかった。
自分はそれにつき従うだけの゛犬゛。
そう思っていたのに。
「…」
ジッと佐助をみる、その目はキラキラしていて、何もかも見透かされているような気がした。
「…嫌いじゃあないですよ」
「!!まことか!」
パァァッとまた表情を明るくする。
「よかった、それがしは嫌われていなかったんだな」
ニコニコと笑みを浮かべながらそう言う。
だから最近、食欲もなく、夜もあまり寝ていなかったのか…。
そんな相手に少し頬を緩ませた。
「あ!佐助が笑った!」
嬉しそうに佐助をみる。
「あ…」
感情を持ってはいけないのに。
もう、自分は忍び失格だ。
「…幸村様、団子食べましょうか」
「うむ!」
主の笑顔を見て、佐助は思った。
この人を死んでも守りたい。
例えこの方が闇に堕ちようとも、自分が助け出そう。
と
あれから数年。
幸村も立派な大人になり、゛日本一の兵゛と呼ばれるまでに成長した。
そんな主は今、庭で素振りをしている。
「とお!やぁ!せぃやぁ!」
二槍を振り回す。
佐助は、そんな姿を静かに見守っていた。
「旦那」
「む?何だ、佐助。」
「…次の戦、絶対に勝とうね」
「無論!勝どきを挙げるのは親方様なり!」
「ハハッ、流石~」
大丈夫だよ、旦那。
俺様が絶対に守るから。
fin.
なげぇ…
此処まで見てくれた方、感謝!
コメよろです←