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「微笑」は寿命を延ばす

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「微笑」は寿命を延ばす、米研究

2010年03月25日 18:04 発信地:ワシントンD.C./米国

【3月25日 AFP】にっこり笑うとき、その笑みが大きければ大きいほど目の周りのしわも深く刻まれる人が長生きできるかもしれないとする論文が、心理学専門誌「サイコロジカル・サイエンス(Psychological Science)」に今週掲載された。

 米ウェイン州立大学(Wayne State University)の研究チームは、1950年以前に米メジャーリーグでプレーを始め、52年のベースボール・レジスター(選手名鑑)に顔写真が掲載された野球選手230人について、微笑みの度合いを分類した。

 無表情な顔は「微笑なし」(63人)、口のまわりの筋肉のみが微笑んでいる顔は「部分的な微笑」(64人)、口も目も微笑んでおり両ほおが上がっている顔は「満面の微笑」(23人)とした。

 09年6月1日時点で故人となった選手の平均寿命をみてみると、「微笑なし」だった人は72.9年、「部分的な微笑」は75年、「満面の微笑」は79.9年だった。

 論文は、「微笑みの度合いが潜在的な気持ちを反映するという点で、この結果は、感情が心の健康、身体の健康、寿命と密接に関連していることを示すほかの研究の結果とも合致している」と指摘する。

 一方、野球選手のこうした笑顔が無意識のものなのか、撮影者の指示により「作った」ものなのかは不明だ。論文は、いずれにしても「満面の笑み」が「部分 的な微笑」「微笑なし」を圧倒的に下回っているという事実は、たとえ微笑が「作った」ものであっても、その「強さ」は本人の全般的な気持ちを映したもので あることを示している、としている。
(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2713304/5535032





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