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レッドリストに120の“絶滅種”


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レッドリストに120の“絶滅種”

ニホンカワウソ」について、環境省は「絶滅種」に指定することを決めました。
レッドリストの中で「絶滅種」は、これまでに動物46種、植物など74種の合わせて120種に上り、ほ乳類では平成3年に、ニホンオオカミ、エゾオオカミ、オキナワオオコウモリ、オガサワラアブラコウモリの4種が指定されています。

このうちニホンオオカミは、かつて本州から九州にかけて生息が確認されていましたが、狂犬病がまん延したあと駆除が進み、明治38年に奈良県で若いオスが捕獲されたのを最後に生息は確認されていません。
また、北海道にはニホンオオカミよりも大型のエゾオオカミがいましたが、駆除が進み明治時代に絶滅したということです。
さらにオキナワオオコウモリとオガサワラアブラコウモリは、19世紀に捕獲された標本が残っているだけで、詳しい生態は分かっていないということです。
これまで指定されていた4種類は、いずれも明治時代までに絶滅していたとみられ、今回、昭和まで生息が確認されていたほ乳類のニホンカワウソが「絶滅種」に指定されたのは初めてのことです。
レッドリストでは絶滅のおそれが高い「絶滅危惧種」にイリオモテヤマネコやジュゴンなど数多くのほ乳類がすでに指定されていて、適正な保護が求められています。



8月28日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120828/t10014580281000.html


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ニホンカワウソ “絶滅種”に指定

国の特別天然記念物のほ乳類、「ニホンカワウソ」について環境省は、調査を続けても30年以上、生息が確認できる情報がないことなどから、すでに絶滅したと判断し、「絶滅種」に指定することを決めました。
昭和まで生息していたほ乳類が「絶滅種」に指定されたのは初めてです。

ニホンカワウソは国内の川や海辺に生息する体長が1メートルほどのイタチ科のほ乳類で、かつては北海道から九州まで広い範囲で生息していました。
しかし、自然環境の悪化や良質な毛皮を目的とした乱獲で生息数が大幅に減り、昭和54年に高知県須崎市の川で目撃されたのを最後に確実な生息情報はありませんでした。
環境省は「ニホンカワウソ」について、国内で絶滅のおそれがある野生の動植物をまとめている「レッドリスト」で絶滅のおそれが高い「絶滅危惧種」に指定していました。
その後も調査が続けられましたが、環境省は、専門家とともに検討した結果、30年以上、生息が確認できる情報がないことなどから、すでに絶滅したと判断し、「絶滅種」に変更することを決めました。ほ乳類の「絶滅種」には21年前、明治時代までに絶滅したとされるニホンオオカミなど4種類が指定されていますが、昭和まで生息していたほ乳類が指定されたのは今回が初めてです。
ニホンカワウソ“清流を好む”

ニホンカワウソはイタチ科のほ乳類で、全長1メートル前後、体重が4キロから11キロほどで手足は短く、指の間に水かきがあるのが特徴です。
川の中流や下流、それに海岸近くに生息して、魚やエビなどを食べ、陸上で休むこともあります。
清流を好む動物で、豊かな自然環境がどれほど残っているかのバロメーターとされています。
二本足で立ち上がる愛きょうある姿が親しまれ、カッパのモデルとも言われていました。
かつては全国各地で見かけられていましたが、柔らかくて光沢のある良質な毛皮を狙って乱獲が行われ、農薬や排水による水質汚染、それに河川の開発による生息環境の悪化で生息数が激減し、昭和30年代に入ってからは四国でしか、その姿を見ることができなくなりました。
しかし、四国でも昭和54年に高知県須崎市の新荘川で目撃されたのを最後に、確認できておらず、その後、国や高知県が繰り返し調査を行ってきましたが、30年以上、確実な生息情報はありませんでした。


8月28日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120828/t10014580271000.html

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2012/08/29 08:46



「体内時計」簡易に判定…採血2回で「時刻表」

1日周期でリズムを刻む「体内時計」の時刻を、12時間あけた2度の採血で測定する手法を理化学研究所などのチームが開発した。

 ずれた体内時計を簡便に把握し、睡眠障害の治療や効果的な薬剤投与の時間を決めることを可能にする成果で、米科学アカデミー紀要に掲載される。

 現在、体内時計の時刻は、日内変動するホルモン量を1~2時間おきに24時間以上採血して測定し、決めている。チームは簡便な手法を探ろうと、健康な男性3人に光量や室温が一定の部屋に36時間滞在してもらい、2時間おきに採血して、1日周期で変化する複数のアミノ酸やホルモンなどの血中物質を追跡。体内時計の変化によって物質の増減が一定のパターンを示すことをつかみ、これをもとに「時刻表」を作成した。


(2012年8月28日07時31分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120828-OYT1T00010.htm

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2012/08/29 08:44



レッドリストに120の“絶滅種”


「ニホンカワウソ」について、環境省は「絶滅種」に指定することを決めました。
レッドリストの中で「絶滅種」は、これまでに動物46種、植物など74種の合わせて120種に上り、ほ乳類では平成3年に、ニホンオオカミ、エゾオオカミ、オキナワオオコウモリ、オガサワラアブラコウモリの4種が指定されています。

このうちニホンオオカミは、かつて本州から九州にかけて生息が確認されていましたが、狂犬病がまん延したあと駆除が進み、明治38年に奈良県で若いオスが捕獲されたのを最後に生息は確認されていません。
また、北海道にはニホンオオカミよりも大型のエゾオオカミがいましたが、駆除が進み明治時代に絶滅したということです。
さらにオキナワオオコウモリとオガサワラアブラコウモリは、19世紀に捕獲された標本が残っているだけで、詳しい生態は分かっていないということです。
これまで指定されていた4種類は、いずれも明治時代までに絶滅していたとみられ、今回、昭和まで生息が確認されていたほ乳類のニホンカワウソが「絶滅種」に指定されたのは初めてのことです。
レッドリストでは絶滅のおそれが高い「絶滅危惧種」にイリオモテヤマネコやジュゴンなど数多くのほ乳類がすでに指定されていて、適正な保護が求められています。


8月28日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120828/t10014580281000.html
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