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滅びから永久(とわ)の道へ 4/4


...memo 4/4

江戸市民社会の再評価

 一方、江戸の市民は、訪れた外国人がビックリするほどの豊かさと文化の高さと、高度なリサイクル社会を営んでいました。もともと税金がありません。300諸侯も江戸幕府に納税していません。それぞれが独立して産業が盛んでした。

 山梨の西川温泉には、705年創業の慶雲という旅館があるぐらいですから。唯一、農民がお米を税金として払っていましたが、その農家さえ、垣根のある家 と鯉のいる庭池、床の間に掛け軸等々、世界でもっとも恵まれた農民でした。しかも欧州では王侯貴族しか使えない陶器で食事しています。一方、植民地主義の 本家の欧州の農民は、藁葺き家に雑魚寝の奴隷的生活でした。

 また、江戸では講、地方では寺子屋が盛んで、士農工商身分に関係なく教養を身につけて行きました。

そこにはタブーが3つありました。

1.年齢を聞かない、

2.身分を聞かない、

3.階級を聞かない。

つまり、ひとを人間性、さらに霊性の高さで判断できていたのです。

 この江戸の市民生活を描いた浮世絵がフランス等にわたり、ゴッホたち「印象派」を産みました。ヤパン・インプレッションですから、本来は「日本浮世絵 派」若しくは、「日本版画派」と訳すべきです。

浮世絵は江戸幕府公認の歌川派が作っていました。江戸を否定した明治政府は、歌川派を廃して、歌川広重を安 藤広重の本名で使って浮世絵の大家にするとともに、御用学者の福沢諭吉に「印象派」と意訳させたでのす。江戸・日本の素晴らしさ・真実を封じるためです。

いずれにせよ、ゴッホ達印象派が、西欧における幼児労働禁止へと社会改革する等、江戸の豊かな市民社会を目指して西欧を改革して行ったのです。まさに、日本のヤマトごころに学んだ革命思想がヤパン・インプレッションだったのです。

 そのゴッホが、安藤広重の絵を真似て描いた言とわれるのが、「雨の大橋」です。絵の回りには日本語も書いています。ただ日本趣味で書いたのだと言われていました。

 ところが、ゴッホのメッセージだったのです。それを解いたのが、五井野正画伯・博士なのです。橋の手前は二極化の激しい地獄のフランス、橋の向こうが市民の天国日本。橋の6人の人物は、ゴッホが奥さんや友人達を地獄から天国へ導く姿だったのです。

 当時のフランスでは淑女の6人に1人が売春婦に陥ってやがて病気で死んでいく悲惨な社会です。実は、ゴッホの妻も売春婦でした。しかもゴッホの実家は教会です。
 もちろん反対され式も挙げられません。しかし、日本に連れて行けば「お姫様」になれます。

明治維新以降の資本主義下の女衒(ぜげん)が売り買いした吉原 と違い、江戸のヤマトごころの吉原は、娘を預けて、素晴らしい教養と人間性を高めてくれる淑女養成所でした。25才で卒業する時は、全員が武士の奥さんに もらわれました。

 そのトップの花魁(おいらん)は、大名の后になりました。花魁になるのは、もっとも人間性が高いと皆が認めた女性でした。ゴッホはこのことを知っていたので、奥さんと仲間を日本に連れて行くことが夢でした。

 しかし生前1枚も絵が売れなかったゴッホは貧しく、ついに日本には来られませんでした。ゴッホの絵のひまわりと黄色は日本の象徴です。13本は自分、 14本は家族の象徴。でも「6本」のひまわりは、日本に行けなかった故に生涯描けなかったのです。それをゴッホの魂とともに描いたのが、五井野画伯なので す。




永久の道へ……

 今、世界は、我々縄文文明の兄弟であるホピ族の教えを再吟味するときです。つまり、三叉路で、「滅びの道」を進むのか、「永久の道」を歩むのか……。
 選択の時です。
 残念ながら、現代西欧化文明は、日本も含み滅びの道を進んでいると思えます。
 世界の歴史の流れからも、いまここで我々日本人がヤマトごころを復活することが、永久の道へ転換して、人類と地球を救う最後の道ではないでしょうか……。



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◆池田整治 公式HP: http://ikedaseiji.info/
◆東藝術倶楽部顧問
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◆池田整治監修の防災セットはこちら http://ikedaseiji.info/bousaiset/
◆『ヤマトごころ、復活!』(新日本文芸協会)
◆『今、「国を守る」ということ 日米安保条約のマインドコントロールから脱却せよ』(PHP)
◆『ついに来たプラズマ・アセンションの時』(ヒカルランド)
◆『脱・洗脳支配』(徳間書店)
◆『マインドコントロールX 国防の真実』(ビジネス社)
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船井幸雄.com|21世紀 ヤマトごころの部屋(池田整治)
2013.06(第32回)
http://www.funaiyukio.com/ikedaseiji/index_1306.asp

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