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…パンからごはんに…がんを防ぐ食事 2/3

2月イベント2014

もらったステキコーデ♪:17

>> 2/3

バランスのよい食事をするようにともいいますが、みなさんはバランスのよい食事 とはどのような食事の ことと理解されていますか。

バランスのよい食事とは、人の歯の種類と数に比例したものを摂ることがバ ランスのよい食事といいます。要するに昔の食生活のように穀類を6割、野菜を3割、肉類を1割です。

しか し、ほとんどの方はバランスのよい食事とは色々なものをまんべんなく摂ることだと勘違いされています。 偏った食事とかバランスの良い食事など言われていますが分かっているようで分かっていない人が多いと 思います。ハッキリと何が悪い、良いと言うことが病気を減らし健康を維持するためには必要です。

日本 は国や企業にとって都合の悪いことに関しては何でも曖昧にしています。と思っていたら

2004年4月28日付 朝日新聞に『乳がんに対する早期発見・定期検診を』という広告に

関西医科大学外科・乳腺外科講師 田中 完児氏が「乳がんが増えた理由のひとつは、食生活の変化です。

乳がん発生を増やすとされる動物性タン パク質や動物性脂肪の摂取量が増えています。」とハッキリと書かれていました。

この田中氏はお姉さん を乳がんで亡くされています。

そのため乳がん検診をすすめるピンクリボン運動を日本で立ち上げられま した。

でもこの田中氏は動物性タンパク質や動物性脂肪の摂取量の増加が乳がんの原因だと言われているのに

その原因を取り除くことには言及せず定期検診をして早期発見をすることが乳がんでの死亡率を下げ る唯一の方法のように書かれています。

しかし、それは間違いです。

私は以前から言っていますように乳 がん検診で乳がんの死亡を防ぐことはできません。

検診をすれば乳がんを早期発見して治療をするため死 亡率が下がるから検診は有効のように言われていますが、

動物性タンパク質や動物性脂肪の摂取量の増加 をこのままにしていれば乳がんになる人、要するに乳がん患者のπ(パイ)が増えればいくら死亡率が低 下しても乳がんでの死亡者数は増えます。

例えば乳がん患者数が1000人で死亡率が5%の場合、死亡者数は 50人です。乳がんでの死亡率が3%に下がっても乳がん患者数が2000人に増えれば死亡者数は60人に増えま す。

原因をそのままにしておいて早期発見・早期治療をしても死亡総数は減りません。

むしろ増えます。 率とはそんなものです。ごまかしです。

その上、治療をしたために障害が残って生活に支障が出る人も多 いのです。

動物性タンパク質や動物性脂肪の摂取量を減らしてがんにならなければ検診や治療も必要なく、 死亡することもありませんし障害などの後遺症にも悩まされません。早期発見・早期治療はがん患者を探 す手段で医療業界が儲けるための狂言です。

原因を取り除かないのも患者を増やすためです。乳がんのピ ンクリボン運動もまやかしです。医療業界のウソに騙されないようにして下さい。

がんになる原因として食事35%、タバコ30%、感染10%、性行 為7%…と食事がトップにランクされています。 それほどに食事の良し悪しが影響しています。そのためがん予防になる和食が世界中で評価され、日本食 レストランが増え、豆腐、味噌などの日本食の食材がスーパーなどにならぶようになっています。

そして アメリカではアメリカ国立がんセンターやFDA(食品医薬局)が大豆はがんや心臓病などの生活習慣病を予 防できるとして豆乳の大ブームが起こっています。しかし、日本といえば米作り農家までもが牛乳とパン、 卵、ハムなどを食べる朝食に代表されるような食の洋風化がすすみ、日本食離れが進んでいます。これら は生活習慣病の原因食材です。

それを毎日摂っているので、糖尿病、心臓病など致死的な疾患が増えてい ます。だからこそ昔から日本人が食べていたものが良くて、牛乳や肉は体に悪いということを早く国は国 民に知らせるべきです。

「国が医療費を削減したいなら、食生活と生活指導を強くアピールして、医者にかからなくてすむように 本質的なところを指導すべきだ。」
(『私は薬に殺される』福田 実著・幻冬舎・P.81)



幕 内氏が『じょうぶな子どもをつくる基本食』(主婦の友社)でさかんに強調されていたことは、ごはん、 みそ汁、漬物、お茶が食事で最も重要で、それらを基本にすれば自然と食事のバランスがとれるように書かれていました。

まさに朝食はこの基本食だけでも十分だと思います。しかし、パン食をしているほとん どの方は、「ご飯を炊くのはめんどくさい。」と言われると思います。だけどこの面倒くさいことをする ことでがんなどの生活習慣病の予防をすることになります。

がんになった人たちのほとんどが運動は一切 していないという「人間はいつのまにか自分の体に楽なほうにおさまってゆく。年をとるとそれが癖にな って全身の機能が小さく縮まって、しかも鈍る。意識していろいろな機能を刺激しなければいけない。」
(『私のがん養生ごはん』柳原和子著・主婦と生活社・P.120)と体を動かす事ががんなどの病気の予防 になります。

確かに朝食をパン食にすると楽でしょう。電子レンジやトースターなどで熱を加えるだけで 出来上がるものがほとんどで簡単に食事の準備ができます。でも、簡単に準備ができるところが落とし穴 です。

簡単にできるということはほとんど脳(前頭前野を使わなくなると痴呆が進みます)も体も使わな くていいということです。こんな生活を続けていると将来年をとった時に呆けや寝たきりの生活になるの は目に見えています。

便利な世の中になれば なるほど車や電気製品などにエネルギーを多く使うようになり、それに反比例する ように筋肉や脳は使う必要がなくなりますので衰えてきます。化石エネルギーや原子力エネルギーを使う ようになると自然環境も悪化し、人間も体を使わない上に考えなくなるので人間の体や脳も同時に悪化す る。

要するに、便利な世の中はがんなどの生活習慣病や痴呆、寝たきりを生む世の中ともいえます。昔は、 「かわいい子には旅をさせろ」や「若い時の苦労は買ってでもしろ」といわれたものです。昔の教えは未 来を見据えてたものが多いとつくづく思います。


「研 究者たちがガンによる死について国別に調査していると、奇妙な事実に突き当たった。

国によって死 亡率に大きな差があるのだ。

たとえば日本よりもアメリカのほうがずっと高いのはなぜなのか。

その手が かりを探し求め、国別に食肉タンパク質の摂取量とガン死亡率との関係を調べた。

それぞれの国の人がとっている食事に含まれる食肉タンパク質と、

ガンの死亡率とは明らかに関連があるようだ。」

(『ぼく が肉を食べないわけ』ピーター・コックス著・浦和かおる訳・築地書館・P.169)



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