Nicotto Town


かずくん。鬱病の闘病日記


日本と核6-2~もんじゅナトリウム流出事故続き~


128日、もんじゅでは運転開始前の点検のための出力上昇の試験をしていた。 そして目標の熱出力43%を目指し、出力を徐々に上げていたところで事故が起きた。1947分:二次冷却系配管室で配管のナトリウム温度計がわずかに低下、その後200℃前後まで急低下した後に480℃まで復帰してすぐに「温 度高」を示した。通常480℃のところ600℃の目盛りを振切りました。、実際何度になっているか判らなくなってしまった。この温度計は電子温度計の検知器(熱電対という)で、断線すると最高温度を示すため600℃までの温度計が振り切れてしまいましたが、ナトリウムが600℃以上になったわけじゃありません。1947分:火災報知器が2か所発報し、ナトリウム漏洩を知らせる警報が発報し、運転員は2次主冷却系配管室でもやもやっとしている程度の煙を確認しまた。その後も火災警報の範囲は広がり、ビルの階を超えて鳴り始めた。2000分:火災警報機が14ヶ所発報した時点で、異常時運転手順書「2次主冷却系のナトリウム漏洩」に従い原子炉の停止を決定、原子炉の出力を徐々に落とし始めた。原子炉を緊急停止は炉に負担をかけるため、緩やかな出力降下を目指した。その後、非常に大きなベル音が連続して鳴り、 操作の妨げになるとして火災警報器のベルを切ったため、別の火災報知器がさらに鳴ってのとに気づくのが遅れた。2050分:運転員が現場で白煙の増加を確認。2120分:事故発生から1.5時間後、火災警報器が34か所発報にも及んだの、手動で原子炉を緊急停止させた。 充満した白煙と高温により、防護服を着用しても現場に立ち入ることは困難で、被害状況は全くつかめなかった。原子炉停止後も火災報知器の発報は続 き、最終的には66か所に及んだ。2240分:配管内のナトリウムの抜き取り操作を開始した(9015分終了) 。2313分:二次冷却系Cループ配管室及び蒸気発生器室の換気空調系が停止。翌日午前2時、事故現場に立ち入り状況を確認したところ、高融点鋼鉄製の床が浸食され、さらにナトリウムが周囲に飛散していた。 漏洩した金属ナトリウムは二次冷却系のもので放射能漏れは無く、原子力事故としてみた場合はごく軽微な影響といえます。結局ここでも人間のおごりや油断、過信が露呈されました。

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2012/01/10 05:31
原発をなくせばとりあえずこの問題だけは絶対かな。^^
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2012/01/10 05:22
経験から人は学習して同じ過ちを繰り返さないようにしなくてはなりませんよね。
「絶対」は そうそう無いモノと思います。 悲しい




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