Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


影の別れ


悔しかったあなたの言葉が
今になっても響いている
「僕らはもう駄目だね」
一体何がだめなの
あなたの独りよがりじゃないの


「別れた方がいいよ」
そんなことを言うの
なぜ努力をしないの
でもだめね
努力のいる恋なんて


どうすることもできなかった
すがるものは何もなかった
力強く流れる渦に
心は吸いこまれていった


私がもう少しあなたに近くづくことができたら
もう少しあなたを理解していたら
こんな風にはならなかったかもしれない
でもそんなことが分からなかった
あなたの影を見ていた


影は何も語ってくれない
あなたの足元についたまま
そっとあなたの足元を追っていく
私の影はそっとつぶやく
歩いてはいけないと


動けない
もう動けない
涙が止まらない
なぜ進めないの
こんなに愛しているのに


愛しているのに
あなたは去った
あなたはどうだったの
私を想っていてくれたの
せめてそれだけを知りたい

お別れなのね
辛いけど
もう会えないのね
悲しいけど
明るいあなたになって欲しい


もう忘れてくれてもいい
私はたくさんの愛を感じた
それはいつか弾けるかもしれないけど
いつか交わることがあったら
そのかけらを持っていこう




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