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ニコッとタウン12年目


刑事コロンボを語ると止まらないスレッド4


刑事コロンボを語ると止まらないスレッド4

前回の続きではなく、「ベスト6 第15話 溶ける糸」についての脱線です。(前回はベスト1~6までを語りました。)

●ベスト6 第15話 溶ける糸
相手がミスター・スポック(レナード・ニモイさん!)で”最高の外科医”。スポックなので、実に”論理的”。スキがまったくありません。
というわけで、
「私達が見たかったコロンボ!」
を勝手に以下に書きました。
わたしはアマチュア脚本家(自称)なので、一種のパロディと申しますか、ピーターフォークさんへのオマージュといったものと思っていただければなあ、と思ってください。


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最後の手術後に対面するシーンです。
「わたしの負けだ。」とコロンボ。
医務室からコロンボが出て行く。しばらくして、スポックが両手を頭に乗せて、深いため息をつく。
これで、容疑は晴れたのだ。ひやひやだったが…と安堵感が漂う。
すると突然にドアが開き、コロンボが戻って着て言います。
「先生、ご立派!今のいままで、この私を押さえつけていたんですからねえ!」
(※ここまでは、作品と同じ。続きは、本物を視聴ください。)

コロンボが続ける。
「ちょっと、国防省の先生の記録を見ましてね。あんた、バルカン星人でしょ。USAエンタープライズ号とかいう宇宙船勤務もされた。で、そのときの写真があるんですよ。」
よっく見てください、とコロンボは、スタートレックの映画カタログをひらひらさせるのであった。
「この髪型、へんじゃありませんか?今の先生は横に流してらっしゃるが、バルカン星人の髪型は、べたっと張り付いているんですよ。ねえ、先生。」
「人が、どんな髪型にしても自由でしょう、よけいなお世話だ。」とスポック。
「いえいえ、あんたは私と会ってから、何度も髪を両手で掻き揚げるクセがあることに気づいたんです。最後の手術中もです。」
左の眉毛がピクンと上がるスポック。
そして、コロンボはスポックの髪を指差して、
「溶ける糸は、先生の髪の中につっこんんであるんですよ。そう、”木の葉を隠すなら森の中”ってね。」
と確信をついたのだった。
スポックはつぶやいた。
「…溶ける糸を患者の体内の別の場所にでも隠した方が、あなたのおっしゃった諺(コトワザ)にかなっていただろう。実に論理的だ。」

(おしまい)

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お楽しみいただけましたでしょうか?
私は本当に、スポック先生の髪の中に隠したと思ってましたからねえ。
そんな方は他にはいませんか?
もしくは、スポック先生は実はズラだったとか思ってた人は、いませんか(^ー^)






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