人間は微妙なシーンに多々出会う
・バイトは店長、林檎、後輩
店長・林檎・後輩「「お疲れ様でした」」
お店のカギを掛け、三人でぺっこりお辞儀
店長はすっと自転車を漕ぎ帰路へ
林檎は自転車発車までが長い
ＢＵＴ
自転車を漕ぐのは林檎の方が早い
抜かしていいのかなぁ？？
抜かすのは、なんか気まずい？？
かなり、気まずい
・・・でも。ごめん、抜かす
後輩ならいいが店長をチャリで抜かすのはややなんと いうか、心がぁぁぁ

・卒論メンバーは最強
大人の性を相手にするバイトのA子
学科に友人ゼロ、単位落としまくりB子
教授「林檎さん、卒論進んでるね」
林檎「ふふふ。ボイスレコーダーで先生の素敵な解説を録音してタイプしてるので余裕」
B子「タイプした紙頂戴」
林檎「やだ。林檎、ヒアリング弱くて、間違えてるかもしれないし(口も方便)」
50分専門用語を並べ早口で話すのよ？それを再生させつつタイプするんだから
遊んでる人にあげるもんですか
単位をきちんと取って指示待ち人間を止めたらB子にはあげる
A子には○俗のバイトでゼミを休んだり、USBをそもそも用意して卒論を進める準備が出来たらあげる
努力しないし、しようともしない人に林檎は優しくない
就活で二回ゼミを欠席していた林檎
先生「林檎さん来たら一期にこの班は卒論進んだわ。ほぼほぼ、終わりやね」
林檎「ふふふ」
先生「林檎さん、めんどうみたって。班員の子達理解してないから」
林檎「ふふふ」
----研究室で居残り作業→先生、秘書、林檎
林檎「ねぇー。先生知ってる？？」
タメ口の時の林檎は悪魔
顔をあげる先生
林檎「A子はUSB持って来ないから、ボイスレコーダーのデータあげたり、卒論の下書きデータあげたり面倒みようにも見れないんですよね。先生も知っての通り、彼女のバイトは特殊だから待ち合わせとかは客の指名入るとかで無理だし」
先生「えっ」
林檎「林檎、塾行使のアルバイトしながら思ったんだけど。やる気の無い子にやる気を出させる面倒の見方より。やる気の無い子をさらに駄目にする支援の方が得意みたい」
先生「それは困る！ぐははははは」
大爆笑されましたとさ。
ここで笑う先生って微妙
林檎「だから、先生。年の功で色々、よろしくね」
先生「林檎さんには負けるわ」