Xは死んだのかしら？
忙しすぎて「今すぐ首つれ！死ね」と言い放ち
相手に「死ぬわ。ごめん」と電話を切られたのを思い出しました。
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一か月前のドキュンなのですが。忙しすぎて忘れており、今日は珍しく心が暇
退社をし、電車で書こうかなと思いだし、途中止めで保存・・・非公開のはず？
とは思いこみだったのですね。

5年で生存率2.8％の母
ガンにより足が裂け、大量出血が頻繁に起こり
よって危篤に一度なった、その一度
23時に電話で報告を受け、飲み会を解散した林檎は大慌てで電車に駆け込む
電話が鳴り電車の中でも処構わず電話を取る
A「もしもし？」
「はい」
A「あっ、取ってくれた」
その声は若い男
従兄弟以外に若い男でこの時間、このタイミングでは電話をかけてこないが
従兄弟の声ではない
「ちっ、誰や」
苛立つ林檎は思いっきり舌打ちをすると問いかける
A「X」
そう、5年前に6か月ほどで別れ、1年は音信不通だった元々彼
「ええ加減にしぃや。こっちは母が危篤や」
思いっきり電話を切るとイライラと電車が進むのを待つ
タクシーよりも電車で走っていく方が病院に着くのが早い
タッチパネルには”出るな危険”で登録してあるX
けれども、番号だけ・・・携帯番号を変えたのねと心の中で舌打ち
するとメールが一通
”刺されて死んじゃえ！ばーか”
そのメッセージに少し頭が冷える
周囲を見回すが誰とも目が合わない
Xもいない
結局、輸血が間に合い母の状態が落ち着くのに時間がかからず

―――翌日
ストーカーに殺される３大方法
・警察に言う
・嫌われようとする
・ブロック
なので電話がかかってくるなり電話を取る
「もしもし。林檎です」
X「あ、うん。Xです。林檎さん・・・昨日はごめん」
「いいえ、私もごめんね。末期がんの母の危篤でイライラしてた」
初めはのんびり話していたが・・・。
公務員を辞め、アルバイトを転々とし自分を憐れみ同乗してくれとの彼に
３０分後に林檎の沸点は振り切り・・・。
「ええ加減にしぃや。なんやねん、愚痴ばっかりやん。今すぐ、いつまでに何をどうするかいいや」
っと絡みだし。
X「残業が１分たりとも嫌やねん。２０万以下なんも、大卒やのに酷いやん」
「はぁ？サービス残業上等！７２時間超えてから物言え！ここは日本じゃ」
林檎はかなり口がお悪い
「その文句しょっぴいて、プランdo言わんかい」
X「とりあえず頑張る」
「はぁ？じゃかましいわっ。とりあえず、刺されて死んじゃえ馬鹿みたいなノリでいうなや。人の時間、どんだけ取ってると思うねん！」
っと本気でまじ切れ
「てめぇーが死ね！人殺す前に、人指す前に死ね！日本の生産人口、なめとんかい！」
X「・・・ごめん。そうやんな」
「足に癌で穴あいて、生きたくても死ぬ人がいてるの！小児麻痺で意識はハッキリしてるのに身動きできんひともおるの！五体満足で文句ばっかり言い腐って、挙句の果てに過去の女にあしらわれて殺人予告？今すぐ死ね！首つれ！窓から飛び降りろ！」
X「・・・本間にごめん。死ぬわ」
それを最後に電話は切れる
速攻で友人に電話をかけ、母親に手を回し、自殺はなかったようだが・・・。
その後、どうなったかは知らない。
活字にかえて振り返ってみると間の悪い元々彼だったとは思うが。
刺されて死んじゃえが、自分を相手にしないなら、自分or誰かが林檎を刺し殺してという意味だったらしいので同情はしない。

さてさて、まずは勤務先の小学校ネタ
4車線道路の反対側から駅の改札を出るなり、大声でフルネームを叫ばれ
子供「おはようございますっっっ林檎先生」
呼ばれるのにも慣れ、ニッコリ笑って手を振る
プライベートも何も校区内ではないっとかほのぼのを書きたかったのだと思う　笑