30代バリバリの私のご主人様は仕事ができる。
大手企業で若くして役職になり、在宅で様子を見ていると決めるところは決めるし、横柄なところもある様子

昼下がりのティータイムはケーキと紅茶
「今から、昇進おめでとう会を開催します！会員ナンバー1番、旦那！ご着席ください」
コタツでアマゾンプライムを2人で寝転がっていたが15時ちょうど！林檎はおもろに声を上げる。
「え？あ、はい」
旦那はいきなりの宣言に起き上がるので、林檎も起き上がりケトルでお湯を沸かしてケーキをセット。

「昇進おめでとうー！」
また、役職がある上がったのでお祝いに鞄お高めのをプレゼント
「なにがでるかなっ、なにがでるかなっなにがでるかな？ふっふー。なにがでたかな？(略)」
トイレに行った隙にダイニングテーブルの椅子の下に隠した紙袋を出す。
アカペラで恥ずかしげもなく歌えるのは現役保健室教師だからか。
お気に入りのブランドのビジネスバッグに旦那はでへへへへっとにやけて携帯を取り出す
旦那「撮って」
「いいよん。はい、チーズ」
写メを撮ると主人はおもむろに立ち上がり、自室のビジネスバッグの詰め替え。
そして、背負う。
・・・ピカピカの1年生か？
「お撮りいたしましょうか？」
旦那「うん」
写メを確認すると鞄を降ろしてまた、椅子に座るが鞄は隣に置いている。
「嬉しい？嬉しい？大成功？」
旦那「ありがとうございます。・・・家族に送ろう」
鞄だけの写真を家族に送ると、母親から良かったねとコメントとスタンプ。
ニヤニヤと鞄をまた背負ってわずか1メートルほど移動。
背負う意味ある？ないよな？
っとか、言いたい。
旦那「いや。これ、欲しかってん」
今のビジネスバックは5〜8年くらい修理をしながら使っていて引退まじか。
旦那「月曜日が遠いな」
「だね〜。おニューデビューが楽しみだね！」
いつもとちがう発言じゃん。分かりやすいなー。
っとか、心の中でコメント。

うちのご主人様はとても分かりやすかった。
本当に嬉しかったのだろう。
ご主人様は寝る前にももう一度眺めており、そんな、旦那に林檎も悪い気はせず眠りにつく。
(((愛にイビキは叶わないので、もちろん、別寝室