Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)

連続冒険小説 霊験導師わむたん(3)

わむたんの全身が黄金の光で包まれた。
まるで球体の鎧のようである。

「魔閃光!」
羽のある生き物の口から吐き出された無数のビームはわむたんの黄金の球体を襲った。

パシッパシッパシッ
黄金の球体がビームを吸収して、わむたんに届かない。

「うぬぬぬ・・・このチビめ!」
ベリアル...

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連続冒険小説 霊験導師わむたん(2)

羽のある生き物が振り向くと、宮司服を着た男の姿が見えた。
「キキキ・・・俺様にはむかおうとは頭が変なのでないかね・・・キキキ」
「まさかその手に持っているおはらい棒で殴ろうというのじゃないだろうな・・・キキキ」

わむたんがその手に持っているおはらい棒を天に翳すと、シュルシュルシュルと紙の部...

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連続冒険小説 霊験導師わむたん(1)

第一章 黄金の光

「ギャウォン・・・」
ドラゴンの右肩に閃光が走った。
もんどりうって倒れこむ。

「ふふふ・・・大人しくそいつを渡せば痛い想いをしなくて済むのに」
黒い顔をした羽のある生き物。
「それそれ、何千年に一度しか産まれないという黄金の卵。」
「そいつが欲しくて、来てや...

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