宇宙ゴミになったクズト 6
- カテゴリ: 自作小説
- 2009/07/18 13:02:21
ゾルビは人間の肉と内臓と脳みそをミキサーにかけ、それに宇宙生物の入った液体を混ぜたようなものだ。
人間の細胞を宇宙生物の酵素のようなもが化学反応させ新たな動く液体を創り出して増殖する。
この液体は地球のウイルスのように他の生物の細胞を利用する事で増殖と代謝を行い、細胞と細胞の間に液体として寄生し...
ゾルビは人間の肉と内臓と脳みそをミキサーにかけ、それに宇宙生物の入った液体を混ぜたようなものだ。
人間の細胞を宇宙生物の酵素のようなもが化学反応させ新たな動く液体を創り出して増殖する。
この液体は地球のウイルスのように他の生物の細胞を利用する事で増殖と代謝を行い、細胞と細胞の間に液体として寄生し...
宇宙から飛来した微生物が成層圏にはいる。
地球外の微生物がいることは遺伝子増幅法(PCR)で遺伝子を増幅させることにより証明されていた。
船外活動をした宇宙飛行士の宇宙服から地球外の微生物が検出されることもあった。
微生物は、宇宙空間の紫外線や宇宙線などにより、組成や量が変化し新たなる生物に変...
クズトは目を開いた。
視界に映しだされたものは無数の星だった。
黒いスクリーンの前に散らばめられた極小のビーズのように薄く輝いていた。
クズトは一人で宇宙を漂っていた。
耳に入る音は、自分の呼吸する息が喉を通り口で共鳴する、吸うときの静かな「ハー」と、吐くときの低く長い「ハー」の繰り返される...
クズトはピストル型パワー・ツール(高性能電動ドリル)でナットをはずし始めた。
その時、宇宙船『ミルキーウエイ』に何かがカーンと当たった。
宇宙ゴミのようだ。
そして次にクズトの肩に強い衝撃がはしった。と同時にクズトは、みるみる宇宙船から離れて行く。
セイフティ・テザー(安全ロープ)がいっぱい...
クズトは無重力を利用して宇宙船の船内を飛ぶように移動しエアロックに向かった。
エアロックの前には、各宇宙飛行士の宇宙服が置かれていた。
「クズト少佐、お待ちしておりました」
宇宙飛行士のノキオが言った。
宇宙服はここ数年で新素材が開発され、機能性においても安全性のおいても飛躍的に進歩し着易く...