夜更けの海は凪いでいた。
船室の小さな窓の向こうに、真っ黒な海が月明かりに照らされて
白い波頭を輝かせている。
明日もきっと、雲ひとつない晴天に違いない。
明日・・・・・・
明日、その晴天の下で、人々の祝福をうけながら
王子様と隣の国の王女様の婚礼と王子の王位継承の式がとり行われるのだ。...
読んでいただき、ありがとうございます。なるべく目立たないように、ひっそりこっそり更新してます・・・。抜き足差し足にゃふっ・・・・。
夜更けの海は凪いでいた。
船室の小さな窓の向こうに、真っ黒な海が月明かりに照らされて
白い波頭を輝かせている。
明日もきっと、雲ひとつない晴天に違いない。
明日・・・・・・
明日、その晴天の下で、人々の祝福をうけながら
王子様と隣の国の王女様の婚礼と王子の王位継承の式がとり行われるのだ。...
「とうとう行く決心をしたんだね」
頭上から降ってくる声に、僕は思わず足を止めて上を振り仰いだ。
カラスだ。
「まさか本当に旅に出るとは思わなかったな。
自分がいなくなったらおじいさんが独りぼっちになるからってずっと言い続けてたろ」
言いながら、カラスはふわりと僕の目の前に舞い降りてきた。
...
昨日、今日と、すっきりと晴れ渡った穏やかな日差しのお正月になりました。
皆様、元日はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は昨日は実家に帰りました。
帰省とかおおげさなものではなく、電車でほんの40分ほどのところなんです。
弟の家族や、大阪で老人ホーム経営している兄も家族と来て
亡き父の仏壇の前...
これって、私が思ってることそのまんま!!!
しかも大吉!!!!!
なんでここってこんなに居心地がいいんでしょう。
リアの世界に戻らず、ずっとここで暮らせたらいいのになあ・・・。
そんなふうについ思ってしまうほどニコが大好きで
訪問してくださる皆さんが大好きです。
今年もよろしくお願いしま...
除夜の鐘がなり始めました。
大晦日の夜が静かに静かに更けていきます。
先ほどまで実家にいました。
祖母と母と私の女3人で、コタツでテレビを見ながら年越しそばを食べました。
祖母は、自分が入院していたことはもう忘れてしまったらしい。
そして、いつもは大晦日の夜は明け方近くまでおせちや煮物を作っている...