Nicotto Town


永遠などない、それこそ永遠


何を書いてるんだろうか自分は

Children's Fantasy ...

プロローグ 其の六

「そうだったんですか……」
「それでどうする。そのアイテム消して元に戻すか?」
 元々はアバターが外せなくなったのが原因で慌てていたのだからアバターを消してもとの服装に戻るのが普通だろう。
 しかし今回は今までになった人がいなかった狐の固定装備だ。消...

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Children's Fantasy ...

プロローグ 其の五

「実は……今日買ったこのアバターが外せなくなったんです」
「アバターが外せない?」
「はい。それで買った時はよかったんですけど、いざ装備してみると恥ずかしくなってきて……それで外そうとしたらなぜか外れなくて」
「バグ&he...

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Children's Fantasy ...

プロローグ其の四

「まあ、ぶつかられた事は気にしてない。それに転びそうになったところを助けたのも大したことじゃない。……と言うか、まだ気付かないのか?」
「ふぇ?」
「その服の胸の所、誰もがびっくり仰天の超デカひっつき虫が付いてるぞ」
 そう言われて、少女は自分の服を見...

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Children's Fantasy ...

プロローグ其の三

 時間は少し遡る。少女を追いかける男ことカズヤは焦っていた。少女が迷路マップに入ってしまったからだ。この迷路マップ、初心者には倒すことが難しく、ある程度なれた人間ならば倒せるボスモンスターがいるのだ。ボスモンスターと遭遇したら逃げるどころではなくなってしまう。だから少女はその事を...

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Children's Fantasy ...

プロローグ其の二

 巫女服を着た少女は走っていた。今の状況から逃げ出すために。
 問題が起こったのは今から数分前、今着ている巫女服ときつねの耳と尻尾の有料アバターを買ったときに問題が起こったのだが――
「そこのお前今すぐ止まれ!」
 ――問題を思い出そうとした瞬間に後ろから大声が聞こえた。少しだけ...

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