Children's Fantasy ...
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/01/31 19:09:41
プロローグ 其の六
「そうだったんですか……」
「それでどうする。そのアイテム消して元に戻すか?」
元々はアバターが外せなくなったのが原因で慌てていたのだからアバターを消してもとの服装に戻るのが普通だろう。
しかし今回は今までになった人がいなかった狐の固定装備だ。消...
何を書いてるんだろうか自分は
プロローグ 其の六
「そうだったんですか……」
「それでどうする。そのアイテム消して元に戻すか?」
元々はアバターが外せなくなったのが原因で慌てていたのだからアバターを消してもとの服装に戻るのが普通だろう。
しかし今回は今までになった人がいなかった狐の固定装備だ。消...
プロローグ 其の五
「実は……今日買ったこのアバターが外せなくなったんです」
「アバターが外せない?」
「はい。それで買った時はよかったんですけど、いざ装備してみると恥ずかしくなってきて……それで外そうとしたらなぜか外れなくて」
「バグ&he...
プロローグ其の四
「まあ、ぶつかられた事は気にしてない。それに転びそうになったところを助けたのも大したことじゃない。……と言うか、まだ気付かないのか?」
「ふぇ?」
「その服の胸の所、誰もがびっくり仰天の超デカひっつき虫が付いてるぞ」
そう言われて、少女は自分の服を見...
プロローグ其の三
時間は少し遡る。少女を追いかける男ことカズヤは焦っていた。少女が迷路マップに入ってしまったからだ。この迷路マップ、初心者には倒すことが難しく、ある程度なれた人間ならば倒せるボスモンスターがいるのだ。ボスモンスターと遭遇したら逃げるどころではなくなってしまう。だから少女はその事を...
プロローグ其の二
巫女服を着た少女は走っていた。今の状況から逃げ出すために。
問題が起こったのは今から数分前、今着ている巫女服ときつねの耳と尻尾の有料アバターを買ったときに問題が起こったのだが――
「そこのお前今すぐ止まれ!」
――問題を思い出そうとした瞬間に後ろから大声が聞こえた。少しだけ...