大学の帰りの
電車のなか
混んでた
電車が
揺れた
隣の叔母様が
よろけた
僕に抱き着く
かっこに
なった
それは
しかたがない
でも
離れる
まぎはで
ぎゅって
する必要は
あったのか
大学の帰りの
電車のなか
混んでた
電車が
揺れた
隣の叔母様が
よろけた
僕に抱き着く
かっこに
なった
それは
しかたがない
でも
離れる
まぎはで
ぎゅって
する必要は
あったのか
それは
冬の
枯れ井戸に
おちた
小枝
霜の
結晶効果で
上から
井戸の
上から
距離をとって
みてると
日に日に
宝石のように
みえるが
拾い上げて
手に
とると
やがて
霜が
とけだし
小枝が
みえてくる
そんなもんかな
って
本にかいてあった
記憶が
ある
うん
それは
環状線に乗っているとき
ズルズルと音を
させながら
臭いと
ともにやってきた。
どかっ
あちゃー
横に座ったしーー!
ブルーのメッシュの入った
箱に草色の
カバーをつけて
ひもで引っ張る
オッチャンが
横にすわった
「ふー!おっ、兄ちゃん臭うか?」
「えー、相当}
「うん、見るか...
最初は
変な人というよりも
かわいそうな娘
大学からの
帰り
友人と
一緒に
と食う電車にのって
ばかばなし
最後尾の車両の
前の
方に
座ってた
すると
前の車両の
方から
「止めてー
止めてー」
と、
連呼しながら
モースピードで
走る
ランドセルを
しょった女の子
えー
何事
あ...