【夕空】別バージョン rainさん編 Ⅱ
- カテゴリ: 小説/詩
- 2011/08/15 22:40:22
このお話は【夕空 別バージョン rainさん編Ⅰ】の続きです。
私も少しずつ思い出してきた。
何故夏祭りも花火大会も嫌いな理由が分かった。
そうなのだ。あの3年前の夏祭りの花火の日
ママとママのお友達数人で花火大会を見に来ていたのだ。
ところが、私は迷子になり、あっちこっち探し回って...
読んでいただき、ありがとうございます。なるべく目立たないように、ひっそりこっそり更新してます・・・。抜き足差し足にゃふっ・・・・。
このお話は【夕空 別バージョン rainさん編Ⅰ】の続きです。
私も少しずつ思い出してきた。
何故夏祭りも花火大会も嫌いな理由が分かった。
そうなのだ。あの3年前の夏祭りの花火の日
ママとママのお友達数人で花火大会を見に来ていたのだ。
ところが、私は迷子になり、あっちこっち探し回って...
このお話は【夕空が晴れたなら Ⅱ】からの続きです。
rainさんはⅡまで共作していましたが体調を崩し休養してました。
病気で休養しながら続きを書いてくれました。
サビ猫が書いたものと別バージョンになります。
rainさん編 【夕空が晴れたならⅢ】です
何か柔らかいモノのが顔...
日が傾きかけている。
涼しい風が吹きわたり川沿いに植えられた柳の葉をサラサラと揺らしている。
その川沿いにも、川に浮かぶ船にも、橋のうえも人で溢れていた。
人々は、夕暮れを待っている。花火があがるのを待っているのだ。
江戸時代の橋は木でできていて、現代の橋の2、3倍の横幅があった。
その広...
「ねえシン、やっぱりわたし花火って苦手!」
空で色とりどりの光が弾けていた。
花火があがるたびにバリバリという轟音が耳をつんざく。
空が、花火の光で彩られるたびにワァッという歓声があがる。
闇の中で、川面が花火の爆ぜる光を映してパチパチと光っている。
それにしても・・・すごい人混みだ。...
私とシンは再び眩い光の中にいた。
真っ白な光は長い1本のトンネルのようになっており
私自身の体が光の塊のように形を変えトンネルの中を凄いスピードで移動してる。
トンネルの壁はまるで映画のフィルムのようにいろんな映像が映し出されている。
映像は次から次へせわしなく目に飛び込んでくる。
ちょう...