スイカ男は家の女性に見つからないように、身を潜めながら玄関の前をそっと通って庭に廻った
庭の井戸の前には、スイカ男が恋焦がれたスイカがたらいに浮かんでいた
「君は、なんて美しいんだ」
スイカ男が小声で一人そう呟いた
家の縁側のガラス戸と内側の障子は開け広げられ、各部屋を区切る襖も風通しをよくするため...
スイカ男は家の女性に見つからないように、身を潜めながら玄関の前をそっと通って庭に廻った
庭の井戸の前には、スイカ男が恋焦がれたスイカがたらいに浮かんでいた
「君は、なんて美しいんだ」
スイカ男が小声で一人そう呟いた
家の縁側のガラス戸と内側の障子は開け広げられ、各部屋を区切る襖も風通しをよくするため...
ごみ子は家に誰も帰って来ないことが分かると、スカートもズロースも脱いで真っ裸になり、たらいで行水を始めた
スイカ男はごみ子の裸の後ろ姿に、ただ興奮を覚えるだけだった
『人間の女性の裸は美しい。スイカよりも美しいかもしれない』
スイカ男はそう思いながら、スイカのように女の皮に穴を開けて突っ込みたい...
スイカ男の体内細胞は動物とも植物とも言えない細胞で構成されていた
その出生の秘密には雲の上まで成長した、ある植物が関係している
この植物を登ったサルの先祖達は、高度での酸素不足を補うため植物の呼吸を直接利用することを覚えた
そして植物と交配を続けた結果、ある日突然植物に変化が起きた
動物とも植物とも...
ごみ子は濡れたブラウスボタンを外すとそれを脱いだ
下に着ているシュミーズも濡れていた
濡れたシュミーズはごみ子の肉体にピッタリとまとわり乳房を透かしていた
ごみ子はシュミーズの肩紐を肩から外すと、それを捲くり下げ上半身裸になった
そして手拭いをたらいに漬け絞ると、片手で両方の乳房を隠しながら汗だ...
昭和20年代の後半から、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が『三種の神器』として喧伝された
それまでは洗濯はたらいに水を入れ洗濯板でごしごしと洗っていた
井戸から手押しポンプで水をくみ上げ、たらいに水を張りスイカや野菜を冷やす
スイカはたらいの井戸水で冷やされていた
ごみ子は戦後の食料難を...