うさぎとかぼちゃ (かぼちゃ男の怒り)
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/09/22 16:12:28
かぼちゃ男はやっとの思いで家にたどり付きました
かぼちゃ男の顔は湧き上がる涙で溢れ、くちゃくちゃになっていました
心の底から湧き上がる悲しみに気が狂いそうでした
テーブルに座ったかぼちゃ男は、拳骨でテブールを叩き続けていました
手からは血が流れ始めました
「なんでだ。なんでなんだ」
かぼちゃ男はそう...
かぼちゃ男はやっとの思いで家にたどり付きました
かぼちゃ男の顔は湧き上がる涙で溢れ、くちゃくちゃになっていました
心の底から湧き上がる悲しみに気が狂いそうでした
テーブルに座ったかぼちゃ男は、拳骨でテブールを叩き続けていました
手からは血が流れ始めました
「なんでだ。なんでなんだ」
かぼちゃ男はそう...
かぼちゃ男はすでに熟していました
食べごろになってしまっていたのです
青かった顔もすっかりかぼちゃらしい色になっていました
そろそろ子孫を残す儀式を行う時期です
体には花粉が溜まり、動くと花粉がヒラヒラと飛ぶのでした
メスのかぼちゃ女がいないこの島では、かぼちゃ男にとってうさぎ女が唯一欲望を掻き立て...
ある日のこと、島に訪問者がありました
その訪問者は黒ウサギのオスのうさぎ男で両手にチョコを持っていました
うさぎ男は島の畑で野良仕事をしているかぼちゃ男を見つけて、そして近づき聞きました
「この島にチョコの好きな黒うさぎの女性が居るはずです。どこに居るか御存知ないですか?」
かぼちゃ男は仕事の手...
かぼちゃ男はかぼちゃ顔をした醜い男でした
でも、単純で素朴で素直な男でした
毎日、朝早く日の出とともに畑に行き日が暮れるまで畑仕事をしました
畑には島のウサギがニンジンを食べられるように、畑一面にニンジンが栽培されていました
でも、島のウサギがどんどんと増えていくので、新しく畑を開墾しないとニンジン...
うさぎ女はかぼちゃ男にとって、とっても綺麗な生き物に思えました
かぼちゃ男はうさぎ女に憧れていたのです
でも、うさぎ女は島のウサギ達に女王さまと呼ばれていて、かぼちゃ男にとっては別世界の生き物だったのです
うさぎ女は黒ウサギで島の普通ウサギとは違いました
島の普通のウサギは白ウサギでメスのウサギ...