緑眼探偵ゴキ (犯人はサンタ)
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/11/23 12:08:24
オレはとりあえずこの依頼人の依頼を受け、キノコを盗んだ犯人を調査することにした。
「依頼を受ける前に契約書を書いて頂くことになります。まず、あなたさまの名前と住所をここにお願いします。料金については初期調査費用と調査に掛かった費用と成功報酬を頂くことになります。もしもキノコが見つからない場合は初期費...
オレはとりあえずこの依頼人の依頼を受け、キノコを盗んだ犯人を調査することにした。
「依頼を受ける前に契約書を書いて頂くことになります。まず、あなたさまの名前と住所をここにお願いします。料金については初期調査費用と調査に掛かった費用と成功報酬を頂くことになります。もしもキノコが見つからない場合は初期費...
依頼人がオレの事務所に現れたのは、日も沈んだ夜だった。
それも、まだ二十歳にもなってない学生さん風の女の子。
オレは体の力が抜けていくような気がしたが、まぁ一応、話だけは聞くことにした。
「遅くなってすみません。今日、バイトの家庭教師があるのすっかり忘れていました。バイトに行ってから来たから遅くな...
私は探偵のゴキだ。
探偵と言っても、今は仕事が無く、犬の散歩から引越しの手伝いまで、何でも依頼があればこなす何でも屋で食いつないでいる。
詳しいことは、またの機会にしないとボロがでてしまうので、今日は探偵ということだけにしておこう。
今日、久しぶりにまともな依頼があった。
依頼主は電話の声では女性だ...
少年ごみ太は、すでにキノコ少年になっていた。
妖精マシュマルに体を触れられて、毛細血管に化けた菌糸が幻覚物質をまた放出し始め、自分がキノコになったような感覚を体験していた。
また、体中に菌糸が張りめぐらされたごみ太は、その菌糸が徐徐に成長し数が増えていくのを目の当たりにしていた。
その菌糸の動きは、...
少年ごみ太はきのこ妖精間マシュマルの話に感激し、悲しみのラストの悲劇のヒロインのけなげな死に涙した。
死を恐れずに自分の後を追いかけてくれるヒロインは、ごみ太にとって掛け替えの無い女性に思えた。
「どう、悲しいお話でしょ」
「うん、悲しいお話しでした」
ごみ太は少し涙ぐんでた。
「君も私が死んだら...