コミコが気が付いたのは温泉の脱衣所のような所だった。
そこの長椅子に寝かされていた。
ゆっくりと起き上がったコミコは何故こんな所に居るのか考えを巡らした。
『バーチャル秘湯にお連れします』
コミコの頭に突然部屋に侵入してきた男が吐いた言葉が浮かんだ。
「もしかしてここは拡張空間の秘湯?それにしてはよ...
コミコが気が付いたのは温泉の脱衣所のような所だった。
そこの長椅子に寝かされていた。
ゆっくりと起き上がったコミコは何故こんな所に居るのか考えを巡らした。
『バーチャル秘湯にお連れします』
コミコの頭に突然部屋に侵入してきた男が吐いた言葉が浮かんだ。
「もしかしてここは拡張空間の秘湯?それにしてはよ...
コミコは温泉に入ることが好きで、各地の温泉巡りを楽しんでいた。
特に秘湯と呼ばれる温泉を訪れることが好きだった。
「ましら温泉か、なかなかよさそう」
コミコが秘湯温泉のホームページを検索して見つけた温泉だ。
『野生のサルが入る露天風呂』
ページの見出しのコピーにはそう書かれていた。
「野生のサルも温...
儀式の後、マツセは三日間喘ぎ声を上げて寝込みました。
シマウシの発射した性液や唾液には特別な物質が含まれていて、それがマツセの性感帯を刺激し続けたのでした。
マツセはその間、シマウシに身も心も奪われ、シマウシ以外のことは考えられなくなっていました。
朝廷はそんなマツセに、シマウシが牛鬼を退治してくれ...
朝廷が抜き取られて渡された応募用紙の名前を相談役が受け取り、口にしました。
「つっこみまっせ。うん?間違えました。ツツコミ・マツセでした」
「おお、マツセというおなごかのぅ。なかなか、いい名前じゃのぅ」
「はい。このおなごにしましょう。情も深そうです」
「では、そうしようぞ」
選考はすぐに終わってし...
昔、ある都があり、その北東に大きな湖がありました。
その湖と都は大きな運河によって結ばれていました。
その運河は都の人々に水の恵みを与え、また湖の北にある海とを結ぶ水上交通路にも利用されていました。
都と湖の間には一つの大きな山があり、牛鬼山と呼ばれ、その山のふもとに沿って運河は流れていました。
山...