ショコル・マヤ・デ・アシュライ１５世とアトル・マヤ・デ・シャレーテ姫が結婚して10年目のこの年、アステカ王国は滅んだ。
ショコル家は農耕を、アトル家は灌漑を司りながら発展してきた名家であった。
名家は一つになることでマヤ族の再興を目論んできた一族の夢を叶える機会に巡り合ったのだ。
・・・・・・と...
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Ben日記
思ったこと、感じたことの日記
２月期小題 【猫／「温もり」】
- カテゴリ： 小説/詩
- 2012/02/04 04:14:23
黒猫イソは、にゃぁ～と鳴きながら早(さき)の懐にもぐりこむと埋もれるように丸くなった。
イソは飼われ始めた時、どこにいても”いそいそ”していたことから名付けられたのだが、飼われて10年になろうとするこの頃にはすっかり動きも遅くなり、イソというよりトロと言った方がピッタリだった...
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２月期小題 【チョコレート／「名残り」】
- カテゴリ： 小説/詩
- 2012/02/03 01:11:51
宮殿は銃声と大砲の音に溢れていた……族長ショコルは、高台に築かれた屋敷から滅び行く王国を眺めていた。同じく屋敷の周囲でも、配下の一族と奴隷たちが群を成して見つめていた。
1521年８月13日、アステカ王国最後の瞬間だった。ショコルには、アステカ王国への哀悼も悲嘆もなかった...
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２月の小題・・・ようやくキャラクターが設定できましたが、今度は構成に悩んでます。
ここからは自力の勝負なので頑張ってみます！(Fight)
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