意地汚いねずみと悪賢い猫とお人よしの犬のお話
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/04/28 09:26:56
意地汚いねずみと悪賢い猫とお人よしの犬のお話
むかし、むかし、そのまた、むかし、まだ、人間が、この世に、いなかった頃の、お話です。
あるところに、ねずみと、ネコと、犬が、ひとつの家で仲良く、暮らしていました。
毎日、毎日、3匹は、お互い、助け合いながら、楽しく、共同生活をしていました。
...
バーチャルに七転八倒しながらも
ニコッとタウンに生き続ける
おじさんの生き様を見よ。
意地汚いねずみと悪賢い猫とお人よしの犬のお話
むかし、むかし、そのまた、むかし、まだ、人間が、この世に、いなかった頃の、お話です。
あるところに、ねずみと、ネコと、犬が、ひとつの家で仲良く、暮らしていました。
毎日、毎日、3匹は、お互い、助け合いながら、楽しく、共同生活をしていました。
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その頃の僕は暇を持て余し、暇つぶしにネットの中をさ迷い続けていた
ある時、偶然ふと気になるサイトを見つけた
木曾の山奥人知れずひっそりと人々が暮らす村がある
平家の落人伝説の村なのだろうか
僕は、暇だけは十分にあったので
さっそく、その村に行ってみようと思い立った
駒ヶ根の駅で降りて...
脇道にそれて
この街に来て、もう7年になる。
特に、この街が好きだったとか、祖先がこの街と関係があるわけではない。
単に、安価な住宅を買い求めた結果、都心に近く、値段が破格に安かったため
この、山あいの新興住宅地に落ち着いたのだ。
山に囲まれたわずかの土地に、30戸ばかりが狭い土地にひしめ...
むかし、むかしの そのまた むかしのお話です。
そのころの、世界には、ふたつの太陽がいました。
ひがしから、昇った太陽が、にしに沈むと、
もうひとつの太陽が顔を出します。
ですから、一日中、太陽が出ていることになるので、大昔のこの世界には
夜がありません。夜どころか、朝も、昼もないのです...
バイクのリアシートの彼女の心音
「ねぇー!、聞こえるーー!!」
彼女は、バイクの後ろから、必要以上に大きな声で、話しかけた。
「聞こえないーーー!!!」
僕は、もっと、大きな声で、答えた。
「聞こえてるんでしょう。」
彼女は、ヘルメットで、軽く、後ろから、頭突きした。
...